2017年09月の記事一覧 | わたしのブログへようこそ

今週のHAWAII情報(No.824)

ザ・バスのトランスファーチケットが9月30日で廃止に！The Bus Introduces New One Day Pass■代わりに1日パスをドライバーから購入できます。　40年以上にわたり、ハワイのザ・バス・システムに採用されていた、2回まで乗換えが無料の「トランスファーチケット(乗換券)」が、9月30日(土)を最後に廃止されることになりました。代わりにバスのドライバー(運転士)から1日パス(ワンデーパス)を＄5で購入することができるようになります。1日パスは深夜0時から翌朝午前2時59分までの27時間有効。有効期間内なら何回でも乗降できます。今まで乗換えが必要なときは、乗車時にお金を入れる前にトランスファーチケットをもらっていましたが、これから複数回の利用予定がある人は、1日パスを購入すると便利です。バスに1回乗ると現金で＄2.50かかるので、1日パスを上手に使うと随分と節約できますね。　「The Bus」に関しまして、今年最大の変化が想定される事態がございます。8/25付の私のブログでこの見出しでご案内いたしました、ハワイ・オアフ島を網羅する唯一の交通機関「The Bus」のトランスファーチケットが遂に9月30日で廃止になります。10月1日以降に渡ハされる皆さま方は要注意。私も毎回利用していた、フオーデイズパスとトランスファーチケットが今年9月30日で廃止されます。誠に残念ですが、それに代わって新しく、1日乗り放題のワンデイパスが発行されるそうです。料金は$5.00(6～17歳は$2.50)。考えようによっては十分利用価値はありそうです。

今週のHAWAII情報(No.823)

ALOHA☆　今回は、マウイ島のカフルイ空港から車で15分ほど行った場所にある街パイアをご紹介します。日本人にはまだ馴染みの少ないパイアですが、メインランドのサーファーやナチュラリストを中心に近年注目を集めています。　その昔パイアの街は、マウイ島のサトウキビ産業と共に発展しました。当時はさとうきびのプランテーションで働くために多くの日系人が移り住んだ歴史もあるそうです。しかし、プランテーションがカフルイに移ってしまうと、町は活気を失いゴーストタウン化してしまいました。その後、1960年代ヒッピー文化が台頭した際にヒッピーやサーファーズたちがパイアに移り住み、また町が活気を取り戻しました。　今では、ローカルのアーティストや若手を中心に、小さなブランドショップやカフェ、雑貨店などおしゃれなショップが軒を連ねる街へと変貌しました。　　　　　　　　　　　　　　　参考文献　　　　　　　　　　　　　　　　　ハワイ州観光協会　　　　　　　　　　　　　　　　go-hawaii　　　　　　　　　　　　　　　　allhawaii （オールハワイ）

今週のHAWAII情報(No.822)

ALOHAの意味を伝える格言Aloha!　今月はハワイの人々の考え方、感じ方をハワイの格言やことわざから学んでみましょう。普段何気なく口にする「ＡＬＯＨＡ」という言葉一つにも実は深い意味があり、そこに想いが込められ、とても大切な言葉として扱われると言います。今日はＡＬＯＨＡの意味を伝える格言をご紹介します。皆さまも素敵な「ＡＬＯＨＡ」を伝えて下さいね♩...　一世紀も前から現在まで、ハワイの人々のあたたかいおもてなしの心に触れたビジターたちは、島々への郷愁の気持ちとともに彼の地で感じたものを「アロハ・スピリット」と呼び、憧れ懐かしんできました。ハワイの人たちが共有すると考えられた「アロハ」とは何か？アロハ (ALOHA) の言葉の意味はハワイ語辞典をひけば書いてあります。それは愛、愛すること、そして挨拶の言葉。誰もが耳にする日常語ですが、軽く扱ってはいけない。本物のハワイアンは、その言葉が持つ本質の深淵さからALOHAを軽々しく口にしない、と言う人もいます。ALOHAの解釈にはいろいろありますが、ここではハワイの象徴的な人物の解釈をご紹介しましょう。ハワイ王国最後の女王リリウオカラニの言葉です。“Aloha is to learn what is not said, to see what cannot be seen and to know the unknowable.”「アロハとは、語られていないことを学び取り、目に見えないものを見る目を持ち、そして不可知の存在を知ること」リリウオカラニ女王が伝えたのと同じように、「目に見えないもの」に価値を置く考え方を伝える物語に『星の王子さま』があります。その『星の王子さま』にはハワイ語翻訳版もあるのをご存知ですか？ハワイ語タイトルは『Ke Keiki Aliʻi Liʻiliʻi』、そして、一番大切なものは目に見えない、と伝えるあの名セリフはこんな素敵なハワイ語になっていました。ʻO nā mea pono loa, ʻaʻohe ʻike ʻia e nā maka.　　　　　　　　　　　　　参考文献　　　　　　　　　　　　　　　ハワイ州観光協会　　　　　　　　　　　　　　　go-hawaii　　　　　　　　　　　　　　　allhawaii （オールハワイ）　　　　　　　　　　　　　　　JAL home page　　　　　　　　　　　　　　　aloha-program.com

『東福寺』と「禅」の教え

「ちょっと言いたくなる京都通」として奥深い京都の良さや京都の人も知らない情報などをおりまぜながら、わかりやすく紐解いていきたいと思います。ぜひ身近に京都を感じてください。今回のテーマは緑のもみじが楽しめる『東福寺』と「禅」の教えについてご紹介します。■　縁が眩しい境内で癒されるんどす。京都で最も大きな禅寺、「東福寺」といえば、紅葉の名所として有名ですが、緑もたいへん美しい所だということを存知でしょうか。20万平方メートルの大規模な敷地には、2000本の楓をはじめ松やイブキなどが植えられており、初夏の境内は、いっせいに素晴らしい緑に包まれます。秋の紅葉を待っているかのような、かわいいもみじの形をした若葉が緑一色に染まっている爽やかな光景には、心癒されます。とりわけ、臥雲橋(がうんきょう)や通天橋から眺める緑の眩しさは、目にも心にも優しく、心地のいい森林浴が体感できます。奈良の東大寺と興福寺から「東」と「福」をとって名付けられた東福寺。東福寺には奥深い仏の教えがあり、歴史的建物としても重要文化財の宝庫です。東福寺がもたらした教えに「禅」があります。禅文化といえば、今では、国際的にも「ZEN」として有名な言葉となり、思想的なことから、芸術、建築、デザイン、食にいたるまで、禅の考えは広く波及しました。涼しさを誘う緑の東福寺で、禅文化について、辿ってみたいと思います。禅の歴史は古く、東福寺で禅文化の基本が生まれ、社会生活における規律の精神が確立されたといわれています。日本へ禅がもたらされたのは、鎌倉・室町時代です。誰もが知る、七転八起で知られるダルマさん。その達磨大師(だるまたいし)が禅宗初祖であり、現在まで大師の教えは受け継がれてきました。その後、百丈禅師(ひゃくじょうぜんし)が、「百丈清規 (ひゃくじょうしんぎ)」という書物をお書きになり、そこに禅宗の規則を確立、制定されたのです。その書物に書かれた規律を基本に、修行僧たちは厳しい戒律にのっとって生活をしていました。今なお、お手本にされているその規律についてさぐってみましょう。■　僧侶さんは蒸し風呂に入ってはったんどすか。中世から伝わる禅宗建築が立ち並ぶ境内。もっとも禅文化の規律精神が生かされていたのは、禅堂、浴室、お手洗いの３つです。中世に創建されたといわれる禅堂は、1347年に改めて再建されました。国内最古であり最大の規模を誇る座禅道場で、100人もの僧侶たちがここで生活をしていました。「起きて半畳、寝て一畳」と言われるように、畳一畳の限られたスペースで自分の生活を行わなければなりません。座禅を組み、食事をとり睡眠するといったことを、一人ひとりが折り目正しく行います。誰か一人でも規律を乱すようなことがあれば、100人の行いすべてに影響が出ます。円滑で迅速な日々を大勢で営んでいくには、一糸乱れることなくムダのない規則正しい行いをする必要があったのです。ここでの修行僧たちの厳しい戒律の生活が集団生活の基礎となりました。禅堂、浴室、お手洗いの３箇所は、生活する上で往復しやすいように、かつては渡り廊下で結ばれていたそうです。浴室は国内最大の広さといわれ、東大寺の湯屋に次いで古く、1459年に建てられました。蒸し風呂形式としては、現存最古の浴室ですが、近代的なシステムも備えられていたといわれています。そもそも水は大変貴重であると考えられていました。 100人が使用する風呂の水を湧かすには、相当な水量が必要であり、水ばかりか水を湧かすための薪の量も膨大な量になってしまいます。そこで考えられたのが蒸し風呂です。蒸気で体の垢をふやかし、すり落とすことでお湯や薪の使用量を格段に節約できたのです。環境問題にも貢献している考え方が、すでにこの時代にあったことに驚かされます。蒸気にあたりながら、疲れた体を癒すという行為は、現在のスチームバスやサウナを連想させます。実は新しいと思っていたことは、古く蒸し風呂の習慣として昔からあったということです。入浴も厳格な作法にのっとって行われたといわれています。短時間で規則正しく入浴する…蒸し風呂は僧侶たちにとって、厳しい修行の疲れを癒すつかのまのひとときだったのでしょう。■　禅の規律は、今も集団生活に生かされてるんえ。三門を入ってすぐの左側に位置するお手洗いは、とても大きな建物で東司(とうす)と呼ばれています。百雪隠(ひゃくせっちん)という美しい呼称も持つ、室町前期に建てられた国内最古の遺構です。特筆すべきは、浴室と東司が共に残されていることで、寺に２つが現存しているのはたいへん貴重であり、めずらしいことだそうです。禅堂、浴室、東司の三つは「三黙堂」と呼ばれ、そこでは決して話してはいけないという厳しい戒律が定められていました。生活を支える基本的な食事、入浴、お手洗いという行為が、「人となり」を決めるほど、いかに大切であるかを改めて考えさせられます。普段の何気ないふるまいこそ大事であり、人間形成にも影響してゆくのだと教えてくれるようです。禅僧にとっては、東司へ行くのも修行と考えられており、厳しい作法が定められていました。とりわけ、洗剤や石けんがない時代であったため、衛生面での規律が厳しく、橘の実をつぶしたものや、灰、薬草などを使って、少なくとも５回は手をきれいに洗ったそうです。集団生活では、誰かが発病すると、あっという間に病気が広がり伝染してしまいます。そのため、衛生管理の規律がたいへん厳格に守られていました。これらの入浴から衛生面まですべての規律は、軍隊などの集団生活の基礎となるもので、合宿生活や学校教育などにも生かされています。脈々と受け継がれてきた禅文化には、規則正しい集団生活や社会生活を重んじる日本人の根底にある勤勉さが息づいています。世界的に不安なことが多くはびこる現代社会において、禅の規律は、安全で平和である社会を見直すきっかけになるかもしれません。今日もちょっと京都通。美しい古都に思いを馳せつつ、おいしいお茶を飲みながら、はんなりとした時間をお過ごしください。では、次回もよろしくお願いします。取材協力：東福寺京都市東山区本町15丁目778電話　075-561-0087

今週のHAWAII情報(No.821)

アロハ・フェスティハル　　　　９月初旬から３０日までオアフ全島をあげての祭りで、　　　ハワイの歴史と文化に思いを馳せ　　　今年は2017.9.9～30　アメリカの一州として知られるハワイだが、かつてはハワイ王国として固司有の文化をもつ、独立した国家だった。フラやレイ、ロミロミマッサージなどは、ハワイがアメリカに併合される1898年のはるか前に生まれ、形を変えながらも連綿と受け継がれてきた文化。今もなお人々を魅了するハワイのあれこれには、この時代にルーツをさかのぼるものが実は多い、そんなハワイアンが守り続けている伝統の音楽や踊り、食文化などを後世に位:えようと、9月9日～ 30日まで『アロハ・フェスティバル』というハワイ最大規模の祭りがオアフ島で開催される。71回日となる今年のテーマは「He・Lei Aloha Ke Keiki- Children Are OurGarand of Love(子どもたちは私たちの愛の花輪)」伝統文化の今と未来を繋ぐ、ハワイの子どもたちを称えて行われる。期間中は、オアフ島各地でハワイの文化や歴史を体感できる催しを多数開催。特に見逃せないのは、ワイキキの目抜き通りでのコンサートやフードの屋台が楽しめる路上パーティーさらに南国の花々で飾られた山車や、鮮やかなレイと美しい衣装を身に纏った女性騎手らが繰り広げる大パレードも見どころの一つ、「リゾート」以上のハワイの魅力を味わえる絶好の機会となるはずだ。アロハ・フェスティハル(Aloha Festlv als)www.alohafestvals.oom1-808-923-2030合2250 Kalakaua Ave.,Ste 31 5 Honolulu、開催期間は9月9日～30日。期間中、毎週土曜日を中心に行われる各イベントの開催日時などの詳細は、ウェブサイトでご確認ください。　　　　　　　　　　　　　　　参考文献　　　　　　　　　　　　　　　　　ハワイ州観光協会　　　　　　　　　　　　　　　　　go-hawaii　　　　　　　　　　　　　　　　　allhawaii （オールハワイ）　　　　　　　　　　　　　　　　　Aloha Street　　　　　　　　　　　　　　　　　JAL home page　　　　　　　　　　　　　　　　　aloha-program.com　　　　　　　　　　　　　　　　　iHeart Hawaii

重陽の節句

日本には「ひな祭り」や「七夕」といった五節句がありますが、9月9日は何の節句かご存知でしょうか？実は、この日は長寿を祝う「重陽（ちょうよう）の節句」の日です。現在では、この節句にまつわる行事はほとんど残っていません。中国では奇数は縁起のよい陽の数とされ、一番大きな陽の数である九が重なるこの日を「重陽」(チョウヨウ)とし、五節句のひとつとしてきました。この日は不老長寿の効果がある薬草とされている菊を鑑賞したり、菊の花びらを浮かべたお酒を飲むことから、重陽の節句は日本では古来より「菊の節句」とも呼ばれてきました。菊の花には不老長寿の信仰があり、菊には特別な精や霊力が宿っていると考えられていた上、旧暦では菊がちょうど旬の時期。そのため、日本でも奈良時代から、節句に宮中では菊花酒を飲み、菊を鑑賞するなどして長寿を願い、けがれを祓い長寿を願ったそうです。前日の夜に菊の花に綿をかぶせ花の香と夜露をしみこませた被綿（キセワタ）で女官が身体を撫でる風習もありました。この日京都市北区の上賀茂神社では重陽の神事と烏相撲が行われます。神代の昔、神武帝が大和国に向かわれた時、神社の祭神のお祖父様が八咫烏（ヤタガラス）となり先導した功績にて上賀茂一帯を賜ったと伝えられており、この地に住んだ人々の末裔を「烏族」と言います。この八咫烏伝説と悪霊退治の相撲が結びつき烏相撲が行われるようになりました。境内の土俵の左右から弓矢を手にした刀禰（神職）が烏の如く横とびしながら「カァ～カァ～カァ～」と交互に三々九度烏鳴きした後、氏子の子供たちによる奉納相撲が繰り広げられます。中にはフンドシ（マワシ）姿になるのが恥ずかしくて土俵に上がることができなかった子もいるとか。フンドシ未体験の私にはよ～く気持はわかります。又、今なお、受け継いでいるお寺が有ります「虚空蔵法輪寺」ですこのお寺で行われている「重陽の節会（せちえ）」とともに、重陽の節句、つまり長寿のお祝いについてご紹介したいと思います。名勝嵐山の中腹に佇む虚空蔵法輪寺。奈良時代（713年）に元明天皇の勅願によって行基が創建したのが始まりです。最寄駅から10分程度にありながら、観光地の喧騒を忘れさせてくれる山の緑に包まれて建ち、有名な渡月橋を見下ろす美しい嵐山の景色を眺められます。こちらのお寺では、今では珍しくなってしまった重陽の節句を「重陽の節会」として脈々と執り行っております。そもそも節句とは、何でしょうか。もともとは中国から入ってきた暦法で、暦の上で奇数が重なる日を取り出したものです。3月3日の「桃の節句」、5月5日の「端午の節句」、7月7日の「七夕」、そして1月1日だけは正月のため別格で、1月7日が「人日（じんじつ）の節句」になります。こちらは名前こそ知らなくても"七草粥を食べる日"として、まだ風習が残っていますね。でも、なぜ暦の上で奇数が重なる日を「節句」としたのでしょうか。これには陰陽道が深く関わっています。陰陽道では、偶数を陰数として嫌い、奇数を陽数として好むという思想があります。9というのは、その陽数の中でも最大の数であり、この9が重なる9月9日は大変めでたい日とされました。そして、ひとつの説としては、陽数が重なると陰となるとして、それを避けるための行事が行われたともいわれています。このような思想が日本に入ってきて、もともとあった日本の四季や風習が混ざり合い、節句として宮中などで邪気を払うための宴会が催されるようになったようです。お払いと宴会がセットになっているのには、やや疑問もよぎりそうですが、虚空蔵法輪寺で副住職をされている藤本様いわく「法事の後に、宴会をするのと同じです」との言葉で、思わず納得。今も昔も人間の行動パターンは変わらないのかもしれませんね。

今週のHAWAII情報(No.820)

ALOHA☆　週末が来るとワクワクしますね！ハワイでのおすすめの週末の過ごし方といえば、土曜日の朝ちょっと早起きしてKCCのファーマーズマーケットで朝ごはん 🍴天気が良い日なら、近くにあるダイヤモンドヘッドに登ってからここで朝ごはんを食べるのもおすすめですよ私はダイヤモンドヘッドにも上りましたしファーマーズマーケットにもゆきましたが、二つ同時に言ったことはございません。どっちもいいですけれどね・・・。