2018年02月の記事一覧 | わたしのブログへようこそ

今週のHAWAII情報(No.850)

Aloha! フラで最も重要なのは「自然とのつながり」です。都市の生活では、そうした「つながり」を感じるのは難しいかもしれませんが、ほんの少し意識を変えるだけで、いつもの景色が違って見えてくるかもしれません。（HLC/NATSU）「新しい場所に行くときは、静かにその場所を感じなさい」（プア・カナヘレ(クムフラ) 映画「クム・フラ：キーパーズ・オブ・ア・カルチャー」より引用）「クムフラ」というハワイのドキュメンタリー映画で出会ったこの言葉。「この言葉はとても重要なことを伝えている！」と直感しました。ハワイを代表するクムフラが語る「つながり」の大切さ「知らない土地を初めて訪れるときはいつでも、その場所の良さを感じなさい。騒いだりお喋りをしたりする代わりに、その場所で感じることを静かに受け入れなさい。あなたが感じること、それがその土地の真の姿なのです」フラのワークショップの途中で、プア・カナヘレ氏は参加者たちに語りかけています。カナヘレ氏は、ハワイを代表するクムフラ（フラの先生）のひとり。ハワイの中で最も権威と伝統があるハラウ（フラスクール）として名高い「ハラウ・オ・ケクヒ」でフラを教えています。何代にも渡って受け継がれてきたフラの伝統の、由緒正しき継承者であり、ハワイ文化の専門家でもあります。フラで最も重要なのは「自然とのつながり」。都市の生活では、そうした「つながり」を感じるのは難しいかもしれませんが、ほんの少し意識を変えるだけで、いつもの景色が違って見えてきます。感性を高めて考え方をポジティブに心を落ち着けて、その場所との一体感を感じるというのは、自分だけの特別な体験。そこにどんな風が吹き、どんな光りが注いでいるか、どんな雲が流れているか。鳥の声や波の音に耳をすませて、大地のにおいに触れる。「感じる」ことは、感性を磨くことでもあるのです。感じる力が高まると、精神的にも余裕が生まれて、焦ったりイライラしたりすることが減少した気がします。考え方もポジティブになるので、日々のストレスケアにもなっているようです。「その場所を感じる」ことは、日常生活で簡単に実践できるので、気づいたときに即実行しています。ハワイの観光地、特に聖地などを訪れる際にも、ぜひ実践してみてほしいなと思います。ハワイ旅行で気分が盛り上がっているのはもちろん分かりますが、みんなで騒いで写真を撮って終わりでは、あまりにももったいなと思うのです。ハワイの美しい大自然の中で、心を静かにその場所を感じてみてほしい。きっと、今までとは違う世界が見えるはずです！https://l.facebook.com/l.php?u=https%3A%2F%2Fwww.mylohas.net%2F2018%2F02%2F161327.html&h=ATNKhlS7PJEx7_cVnE84kG_bMnGnJz8DYKyKFhV_HjY3FPHWZC43rHIZvkbsBLgTcRUi6wm2xilUYJPyX-aylFuN3EDk7TOPtqIEtxLwkuK-2ELmDoE5j20223FnamiF-nHZaJdCdmcTI_Sa1YWZ4ltuISxX60s6A3P0bxiJP7fziEkg7m-2O9WlRLzJ7GtEoV9a0seSi9t6HVW3siRmaNUpKnnQi36nj6eD4Iu5tTnNpW3FwVu-e1U_gVe_-Mo4tPe0WQZUXadMaH-GY9MfjA　　　　　　　　　　　　　参考文献　　　　　　　　　　　　　　　ハワイ州観光協会　　　　　　　　　　　　　　　go-hawaii　　　　　　　　　　　　　　　HAWAII Lifestyle club

『日本髪資料館』

「ちょっと言いたくなる京都通」として奥深い京都の良さや京都の人も知らない情報などをおりまぜながら、わかりやすく紐解いていきたいと思います。ぜひ身近に京都を感じてください。さて、「髪は女の命」といわれるように、昔から女性の髪形には工夫が凝らされてきました。平安時代の漆黒の垂髪、江戸時代の結髪、そして現代の舞妓さんの華やかな日本髪。今回ご紹介する『日本髪資料館』で様々な日本髪の歴史をひも解いてみましょう。■　結い髪のルーツがわかるんえ。　京都、四条界隈を歩いていると、可愛らしい舞妓さんをよく見かけます。華麗な着物もさることながら、自身の地毛で結った華やかな髪型に惹かれます。女性なら一度は「日本髪を結ってみたい」と思うのではないでしょうか。昔から「髪は女の命」と言います。今回は、日本女性の髪型の歴史について知ることができる「日本髪資料館」をご紹介しましょう。「日本髪資料館」は、祇園、先斗町から程近い所にあります。日本の伝統文化が息づく京都で、日本髪や女性の伝統美に何十年も携わって来られた美容関係者が、その美しさを後世に残そうという熱い想いをこめて、2001年に建てました。こちらには、古代、飛鳥・奈良時代から長い歴史に沿って、現在の舞妓さんや太夫までの髪型をなんと115点も展示しています。実際の1/4～1/5のサイズで作られた日本髪は、本物の人毛で作られています。日本髪に付き物の髪かざりも時代に合わせて多数展示。べっ甲や銀細工の髪かざりなど、その複雑な装飾から、今はもう作り手のいなくなった貴重な髪かざりは一見の価値があります。古代の髪型を見ると、まだ「結髪」という概念も日本文化そのものも確立されておらず、唐や朝鮮半島の影響を髪型にも受けていたと思われます。飛鳥時代には、女性もはにわのような唐風の服装と髪型をしていました。はにわの髷が島田の原型になったとも言われ、はにわの頭部のふくらみは、後に島田髷と名づけられます。奈良時代には、島田の前身のような非常に大きな髷をした女性の絵が残されていますが、まだ確固とした結髪の時代ではありませんでした。平安朝を迎え、長い髪を垂らす時代に入ります。平安時代400年、鎌倉・室町700年以上も女性が髪を結わない垂髪の時代が長らく続くことになります。貴族の女性たちは、ことさら髪を長くしていました。漆黒の豊かな髪を長く垂らすことこそ、女性美の象徴でした。美しい黒髪を保つために、貴族の女性たちは努力を惜しまなかったそうです。ただし、髪質は今も昔も千差万別。中には、縮れ毛や量の少なさに悩む女性もいました。少しでもボリュームのあるふさふさとした髪の毛に見せるために「かもじ」という付け毛をしたそうです。「かもじ」は、後に定着する結髪の髪型にも部分的に使われ、現在の舞妓さんにも使用されています。※「島田」は、女性の結髪の基本でもある、日本髪の髷のことで、島田髷を略して島田と呼ばれています。■　髪型でいい人がいはるってわかるんえ。　長く豊かな黒髪を保つことに、女性美という価値を見出した貴族の女性たち。その昔は、どのようにお手入れしていたのでしょうか。石けんが日本に渡来したのは、戦国時代末期、ポルトガルからの南蛮船によって鉄砲と一緒にもたらされました。当時は「サボン」と呼ばれ、高級品であったために、手にすることができたのは、身分の高い者だけでした。それ以前は、ぬか、灰汁、お茶などを用いて髪を洗いました。ただ洗髪が現在のように習慣化されていなかった時代なので、何よりも大切なのは、すき櫛で念入りに「すく」ことでした。髪を丁寧にすくことで汚れも落とし、ツヤを出します。今で言うブラッシング効果です。仕上げにトリートメント代わりに椿油をぬったそうです。また、いつの時代も、働く女性たちがいました。宮中で貴族の世話をする女性にとって、あまりに長い垂髪は仕事の邪魔になるので、後ろで束ねていたそうです。商いや洗濯(家事としてではなく「洗濯女」という職業)など、様々に働く当時の女性の絵が残されており、その労働具合によって束ねたり、きゅっとひっつめたりした髪型が見られます。江戸時代に入り、江戸幕府で社会制度が作られ、身分や秩序ができ、それにともなって女性の髪型にも階層や職業が反映されるのです。この頃、長い髪を結い上げる女性の「結髪」が確立されます。独身の女性、独身だが既に婚約者のいる女性、結婚している女性など…女性の立場によって髪型が異なっていました。今、人気の篤姫の髪型は「未亡人の髪」。結い上げた先端が短く切られています。昔の日本女性はとても器用で、自分で結っていた人も多かったようですが、この時期に「髪結いさん」も登場します。「男性は床山さんへ、女性は髪結いさんへ」…それが現在の美容師、理髪師の原点となります。■　髪結いさんは、歴史ある女性の職業どす。　まだまだ女性の社会進出が自由でなかった頃、「髪結いさん」と「産婆さん」は、技術ひとつで生活を立てられた数少ない女性の職業でした。縫箔(ぬいはく)や刺しゅうの仕事に携わっていた女性もいましたが、大変厳しい修行や男性社会という背景から、ごくわずかしかいませんでした。そのような中にあって「髪結いさん」と「産婆さん」は、内職や下請けではなく、自ら看板をあげて商売を営み、家族を養えるほどの甲斐性のある職業だったのです。髪結いさんの登場で女性の結髪が一気にバリエーションを増やします。髪をいくつかのブロックで分けて結い上げる、技巧をこらした髪型が多数考案されました。「島田」は年齢や身分を問わず結うもので、芯を入れるか入れないかで雰囲気が変わります。一般的には芯を入れますが、芸者さんはわざと芯を入れずにつぶして粋さを出しています。同じ「島田」でも、よく見ると高さや大きさが違い、それぞれの社会的立場を表していました。髪型が似通っていても、「さしもの」と呼ばれる髪かざりで階層がわかりました。身分の高い者は高価なかんざしや櫛を差していました。現在、花嫁が結う髪型「高島田」は、もともと花嫁の髪型というわけではありませんでした。武家の令嬢や奥女中など地位の高い女性が結うものでしたが、格調の高さから花嫁にふさわしいとされ、一般の町娘も婚礼の時にだけ結うようになったそうです。髪型と髪かざりの流行は比例し、小さい頭の型がはやるとかんざしも小さい物が流行しました。明治時代の女性の髪型は小さく、大正期は大きく、昭和になりまたやや小さくなったそうです。大きく豪華な髪かざりは、段々と小さくなり、耳かきがついたものや飾り細工が細やかな物など、小技の効いたデザインになってゆきました。今もデビューして１年目の舞妓さんは、華やかな「ブラブラかんざし」をつけています。初心者マークのように「どうぞ、よろしゅうに」という意味をこめて付けるのです。その月に咲く花や歳時記をモチーフにした、季節感のある飾りが特徴です。「ブラブラかんざし」は１月、12月、夏の暑い頃(7～8月)はつけず、お正月と祇園祭には違う飾りをするなど、決まりごとがあります。髪かざりは美しいだけでなく季節を醸しだしています。古代から現代まで、大きく移り変わった日本女性の髪型。今も昔も変わらないのは、女性にとって髪は本当に大切であるということではないでしょうか。※こちらでは、かつらではなく自分の地毛で結髪に結ってもらえ、舞妓さんの格好ができる体験コーナー「紅先笄(くれないさっこう)」もあります。今日もちょっと京都通。美しい古都に思いを馳せつつ、おいしいお茶を飲みながら、はんなりとした時間をお過ごしください。では、次回もよろしくお願いします。取材協力：日本髪資料館京都市東山区大和大路通り四条上る常磐町164　白川ビル2階電話　(075)551-9071

今週のHAWAII情報(No.849)

Aloha! 2018年のオアフ島の最新情報の映像ができました！是非チェックしてくださいね。映像はこちら　https://www.allhawaii.jp/htjnews/2815/　　　　　　　　　　　　　参考文献　　　　　　　　　　　　　　　ハワイ州観光協会　　　　　　　　　　　　　　　go-hawaii

「今日はバレンタインデーです」

バレンタインデーの由来　3世紀のローマ帝国、皇帝クラウディウス2世は妻子がいると戦意が薄れるという理由で、結婚禁止令を掲げる。しかし、教会に勤めていたバレンタイン(バレンティウス)は、結婚を願う若者達のためにこっそりと結婚式を執り行っていた。しかし、皇帝に知られてしまい、彼は2月14日に処刑されてしまいます。1世紀後、ローマ法王はこの殉教の日を祭日に定め、バレンティウスを聖人の名に連ねる。　中世になって、2月14日は鳥たちがつがい始める日とされていた。それを人間も真似をしてラブレターを送る日となり「愛の守護聖人の日」とされ現在に至る。　日本では1936年神戸に本拠を置く「モロゾフ」が「バレンタインデーにモロゾフのチョコレートを」という広告を英字新聞に掲載。58年には「メリーチョコレートカムパニー」がデパートに特別贈答用のチョコレートを用意。　当初の反応は鈍かったが、徐々に各社が参入、70年代から80年代にかけて定着していく。近年、若者たちに幅広く愛されているバレンタインデー、最近は男性が買い求めたり、自前チョコも多いそうです。その象徴的存在のチョコ、その発祥の地は「神戸」なのです!!!

今週のHAWAII情報(No.848)

ALOHA !!!　ホエールウォッチングのシーズン到来😆💨ハワイでホエールウォッチングを楽しめるスポットやツアーとは？https://www.allhawaii.jp/article/2743/　　　　　　　　　　　　　参考文献　　　　　　　　　　　　　　　ハワイ州観光協会　　　　　　　　　　　　　　　go-hawaii　　　　　　　　　　　　　　　allhawaii （オールハワイ）　　　　　　　　　　　　　　　aloha-program.com

立　春(りっしゅん)

陰暦正月の節(旧暦で月の前半にくる節気)で、陽暦では節分の翌日。2月4日頃。二十四節気の最初の節であり、八十八夜、二百十日など、すべて立春の日から数える。暦の上では旧冬と新春の境い目にあたり、この日から春になる。立春大吉(りっしゅんだいきち)　二十四節気の第一。節分の翌日です。暦の上ではこの日が寒さのピークで、立春以降の寒さを残寒、余寒と言います。　立春の日。禅寺では朝一番の若水で墨を招り、半紙に縦書きに「立春大吉」と書いて門に貼ります。　一年間の無病息災、そして開運のおまじないです。春一番は、春先に初めて吹く南寄りの強風。気象庁の定義では「立春から春分までの間で、日本海で低気圧が発達し、初めて南寄りの強風(秒速8m以上)が吹き、気温が上昇する現象」。平均して2月下旬頃に吹く。

節　分

今日は節分です、節分とは雑節のひとつで、立春の前日で、旧暦の年の暮れ、年頭にあたります。節分の風習は、新年のよい気を取り入れるための邪気払い。九星気学、中国占星術での年の変わり目は旧暦節分。この日をもって、新年とします。　豆まきは、中国から伝わった「追難(ついな)」の儀式に由来。旧暦大晦日に宮中で行われる「鬼遣(おにやら)い」の儀式として始まりました。これが現代の豆まきの元になった行事です。　「まめ」は魔目。鬼の目をめがけて豆を打ちます。「焼い嗅がし」は柊の小枝に焼いた鰯の頭を刺した魔除け。鰯の悪臭が鬼を寄せつけないと考えられていました。他には大蒜や葱、焼いた髪の毛を吊るす地方もあります。　節分は冬季か春季かの正解は冬季。しかし、翌日が立春だから、すでに春の匂いの濃い冬季といえる。この辺の事情をみごとに語っているのが、芝居好きならお馴染みの河竹黙阿(かわたけもくあ)弥(み)（文化13〜明治26〈1816〜92›）快心の歌舞伎狂言『三人吉三(さんにんきちさ)廓(くるわの)初買(はつかい)』序幕の「大川端(おおかわばた)庚申塚(こうしんづか)の場」のお嬢吉三の名科白(めいせりふ)だろう。　月も朧(おぼろ)に白魚の篝(かがり)も霞(かす)む春の空、つめてえ風もほろ酔いに心持(こころもち)よくうかうかと、　浮かれ烏(からす)のたゞ一羽塒(ねぐら)へ帰る川端で、棹(さお)の雫(しずく)か濡(ぬれ)手(て)で泡、思いがけなく手に入る百両。　ほんに今夜は節分か、西の海より川のなか落ちた夜(よ)鷹(たか)は厄落とし、豆(まめ)沢山(だくさん)に一文(いちもん)の銭(ぜに)と　違って金包(かねづつ)み、こいつあ春から延喜(えんぎ)がいヽわえ。止めの「春から延喜（＝縁起）がいゝ」の春は翌朝からとも夜のうちからとも受け取れる。本来節分とは文字どおり季節の分かれ目の意味で、立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれの前日をさし、したがって一年に四回あった。平安後期、摂政藤原道長の栄華を中心に書かれた歴史物語『栄華物語』峰の月に「秋の節分にいと疾(と)く入りぬべければとて、七月(ふみづき)三日内(みかのうち)に帰らせ給(たまふ)」とあります。旧暦七月三日だから、「秋の節分」とは云うものの、正確には立秋前日すなわち夏の最後の日なのだ。　「三人吉三」のお嬢吉三は直後、登場したお坊吉三にゆすられて女から男に変身、ここには八百屋お七のパロディーということを含めて、冬が春に変身することと重ねた趣向もあるのかもしれません。そして明日2月4日は「立春」です。