第102回 ハワイのいろいろ 「マウイ島のさとうきび列車」
ALOHA!!皆様お元気ですか・・・?今日お話ししたいとおもっているのは、「マウイ島のさとうきび列車」についてです。ハワイが、その昔、さとうきびで生計をたてていたことは知られていますが、その風景を想像できる人は少ないかもしれません。自動車もない時代です。島々は背の高いさとうきびに覆われ、その中をさとうきびを満載した機関車が走っていました。さとうきび畑で働く日系人たちが遠くへ行くときは、その機関車「さとうきび列車」に便乗していたそうです。ハワイ諸島の中で、今でもさとうきび畑があって製糖工場が稼働しているのがマウイ島です。実際に島の中央には広大なさとうきび畑が広がっています。現在では、さとうきびを運ぶのに鉄道は使われていませんが、島の西、旧都ラナイのはずれに昔の製糖工場の煙突が残っていて、その下に、当時使われていた機関車が置いてあります。おもちゃみたいな姿をしているかわいい機関車です。これがさとうきびを満載した貨車をけん引して、マウイ島の海岸線を走っていたのです。歴史を知っていてもなんだか不思議な気分になります。★ 今は路線の一部を利用して海岸線を観光列車として島の名物となっており日本人観光客に好評です。 私もマウイ島を訪れたときには幾度かは乗車致しました。 参考文献 ハワイ州観光協会 go-hawaii【ハワイ一口メモ】 ロミロミには「揉む」という意味があり、マッサージを通じて心と体の癒しを施す。ロミロミは古くからカフナなどによって伝承された技術で、今日のロミロミとは異なり医療や呪術を基本としていた。 今日でも伝統的なロミロミを施すカフナがわずかながらおり、日本における東洋医学のように病の種類によって両者を使い分ける者もいる。