第106回 ハワイのいろいろ 「この~木、なんの木♪……日立の樹」
ALOHA!!皆様お元気ですか・・・?今日お話ししたいとおもっているのは、「この~木、なんの木♪……」で有名なハワイ・モンキー・ポッド 「この~木、なんの木♪……」のフレーズに、懐かしい!と思う方も多いのではないでしょうか。CMで知れ渡った“あの木”は、なんとハワイの木!CMで一躍有名になった木は、実はオアフ島のモアナルア・ガーデンにあります。正式名はモンキー・ポッド。中南米の原産で、サルが実を好んで食べることからそう呼ばれています。 淡いピンク色のふわふわとした花を咲かせ、夜間や雨の降る直前に葉を閉じる不思議な木です。CMソングでおなじみの大木、どこにあるかご存知ですか? 「この木なんの木」には、ハワイのホノルルにあるこの樹齢100年を超えるモンキーポッドが1979~1984年を除き、1975年から現在に至るまで採用されています! 芝生の公園で、横方向へ広く枝葉を伸ばすモンキーポッドの姿は、とても重厚な雰囲気をかもし出しています。1847年、たった2粒のモンキーポッドの種子が、王朝のメキシコ領事によってハワイに持ち込まれました。そのうちの1つが、カウアイ島のコーロア(Kōloa)に植えられ、現在その場所はモンキーポッドの木立になっています。モンキーポッドという名前は、この木の昔の学名である「Pithecellobium(猿のイヤリング)」から来ているらしいです。モンキーポッドに出会うには?:モアナルア・ガーデンパークへ「日立の樹」があるモアナルア・ガーデンパークは、アメリカ合衆国ハワイ州オアフ島のワイキキから車で30分ほどの場所にあります。地元の人々にとっての憩いの場として、また、観光スポットとして、多くの人々に親しまれている公園です。園内には、ハワイ原産に限らずさまざまな植物が世界中から集められており、モンキーポッドも、そのひとつです。 日立は1976年以来、モアナルア・ガーデンのモンキーポッドを企業CMに採用しています。日立が開設した「日立の樹オンライン」によると、日立グループの総合力と成長性、事業の幅広さ、力強さを、「大地に根を伸ばし、大きな枝を広げ、色とりどりの花を咲かせて実を結ぶ1本の大樹」にたとえているそうです。「日立の樹」というCMソングが流れる企業CMは1973年から放送がスタートしましたが、1976年から放送され始めた2代目のCMで初めてモンキーポッドが採用されました。その後、1979~1983年の間は、モンキーポッドは使われませんでしたが、視聴者の熱い要望に応え、1984年に放送がスタートした6代目のCMにてモンキーポッドが再登場。以降、現在の9代目のCMまで続けてモンキーポッドが使われています。モンキーポッドの秘密 どうして「日立の樹」? モアナルア・ガーデンパークでは、HITACHIの看板をみることができます。《「日立の樹」は、さまざまな事業領域でグローバルに活動する日立グループが、長年にわたりCMなどで活用してきました。現在、「日立の樹」は、お客様と日立グループを結ぶ絆として大きな役割を果たしています。》《日立グループは、この「日立の樹」を世界の人々に親しまれる「樹」に育てていくとともに、この緑豊かなモアナルア・ガーデンを魅力溢れる憩いの場としていつまでも大切に守っていきます。》《HITACHI, Inspire the Next 》「日立の樹」は、2010年9月に、アメリカ合衆国ハワイ州の“Exceptional Tree”(特別な木)に認定されています。“Exceptional Tree”は、ハワイ州が1975年に制定した条例で、経済の発展により貴重な樹木が失われてきたことに対して、生態系にとって重要かつ外観的にも美しい樹木を「特別な木」として認定し、その保全を推進するための試みです。※ 今までは無料で開放されていた公園も、現在は、ガーデンの維持管理費として入場料として$3が必要となっていますのでご注意を!写真は人影が小さくて見にくいですが私と妻です