第109回 ハワイのいろいろ 「ハワイのコーヒーの話」
ALOHA!!皆様お元気ですか・・・?今日お話ししたいとおもっているのは、「ハワイのコーヒーの話」です。私の好きなコーヒーにコナコーヒーが有ります。でも、世界のコーヒー市場の占有率は約2%と希少品種です。オアフ島に有名なコーヒーのお店、ホノルルコーヒーカンパニーと言う会社が有ります。ホノルルコーヒーカンパニーはコーヒー好きにはかなりオススメのお店。私もHAWAIIに行くと必ずこのお店の「コナコーヒー」を買い求めます(勿論100%コナです)毎日、あちこちにあるコーヒーショップのためにコーヒーを焼いています(コーヒー豆をローストすると言います)。コーヒーの木は1800年代にブラジルからハワイに運ばれ、全島に植えられました、現在、ハワイ島以外に、マウイ島やオアフ島、カウアイ島等でもコーヒー栽培は行われています。カウアイ島のカウアイコーヒーも一種独特の大変甘い香りのするコーヒーです。大変強烈な甘味のため、やはり好き嫌いが有ります。一番美味しいと言われているのは、ハワイ島コナ地区で生産される「コナ・コーヒー」という種類。最高品質とされ、世界的にも有名です。ハワイ州全体の年間生産量は約3000トンですが、この内、コナコーヒーの生産量は675~800トン程度とされています。ハワイ州のハワイ島南部にあるコナ(KONA)村で採れるコーヒーだけをそう呼びます。ではなぜ、コナ・コーヒーがそんなに美味しいんでしょ?1 コーヒーを育てるには、豊かな太陽と土と水が必要です、ハワイ島の気候は、太陽が朝、特別強く、昼から曇りがちで湿気を含んで、午後には雨がよく降る、この気候がピッタリなのです。2 夜になると湿気がなくなり、山から吹く冷たい風が、コーヒー豆に甘みを与えてくれます。3 ハワイ島は鉄分などの栄養素がいっぱい詰まった、コーヒーがゲンキに健やかに育つ理想的な土壌なのです。4 太平洋の真ん中にあるハワイ島だから、澄んだ空気の中、世界でも最もキレイな雨水が降り注ぐのも理由の一つと言われています。それやこれやで、コナ・コーヒーは世界で一流と言われる美味しさになったそうです。ちなみにコーヒーの木は、大体3~4メートルまで伸び、タネを植えてから3~5年を経過して初めて赤い果実ができます。毎年1月から3月には、白い花がいっぱい咲きますが、この花をハワイでは「コナの雪」と呼びます(コナスノー)。花が咲き終わると、今度は緑色の果実が現れ、それらは、ジュループ(Drupe)やコーヒーベリー、コーヒーチェリーなどと呼びます。この果実が真っ赤になったら収穫して、皮を取り除きます。コーヒーチェリーの皮はけっこう甘くて、ロースト前のタネにはカフェインがたっぷり含まれています。コーヒー豆って、果実じゃなくてタネの部分なんですよ!花の時期から収穫できるチェリーになるまで、だいたい9ヶ月くらいかかり、1本の木からは約2キロのタネが採れます、大体50~60年くらいまで収穫できるんだそうです。一番珍しいコーヒーは、偶然に出来る(1本の木から収穫できる豆のほんの5%~10%)ピーベリーというコーヒー豆。普通のコーヒーチェリーにはタネが2つ入っているのに、ピーベリーはタネがくっ付いて1つしかない。この貴重なピーベリー、味は濃厚で酸味もチョット強めです。ホノルルコーヒーカンパニーでは、3種類のブレンドと3種類のピュア(純粋)コーヒーの6種類のコーヒーがあります。ブレンドも美味しいけど、せっかくなのでピュアコーヒーのコナ・ファンシー、世界一のコナ・エキストラファンシーなどの珍しいコナピーベリーも試してみてください。(お値段は少々高めですが、それだけのお値打ちは有ると思いますよ)ホノルルコーヒーカンパニーのおいしさの秘密は、コーヒーを毎日ローストしている新鮮さにあります。ショップはワイキキ周辺に数ヶ所ありますが、なかでも雰囲気がオススメなのは、モアナ・サーフライダーホテル(私は何時もここで買い求めます)と毎朝ローストしている、アラモアナ・ショッピングセンター(コーヒーの味は何処のお店も変わりませんよ!!!)。それでは今朝も美味しい「コナコーヒー」ストレートファンシーで《Good Morning》A Hui Hou ! (じゃーまたね !) Mahalo! 写真1コナコーヒー農園 写真2uccコナコーヒー園の売店 参考文献 ハワイ州観光協会 go-hawaii allhawaii (オールハワイ)