|
カテゴリ:海外・国内 旅行関係
私は旅が好きです、特に露天風呂のある温泉巡りの旅を数多く体験してきました。
旅と健康は古くから密接な関係にあり、健康回復・維持自体が旅の主な目的のひとつでした。 私たち日本人も昔から健康を意識して旅に出ていました。江戸時代、各地に関所という難関があったにも関わらず、お伊勢参りや湯治にこぞってでかけていたのもそれが理由です。 現在は研究が進み、なかでも温泉の効果が科学的に証明されてきました。温熱・水圧・浮力、温泉成分による化学作用による血行の促進、代謝の改善、疼痛の軽減などを中心に、慢性関節リウマチ、気管支喘息、糖尿病、高血圧症、アトピー性皮膚炎など広範囲にわたる慢性疾患に対して効果があると認められてきています。また、温泉周囲の自然などすばらしい環境による効果も加わり、心身症などのストレス性疾患にも効果を示すことが確認されています。 また、興味深いことに温泉旅行のような健康を目的とした旅だけではなく、通常の旅においても、精神的にリフレッシュできることが確認されてきています。 旅行業協会の調査では、旅行初日から旅行後2日目まで、ストレスホルモンであるコルチゾールやアドレナリン、ノルアドレナリンの分泌の低下が見られ、非常にリラックスした状態になっていることが分かりました。また、心理検査では、達成感や幸福感が旅により高まり、旅行から帰ってからも数日間持続することが確認されています。 このように旅によってもたらされる健康効果。ピクニックに行く子供のように、旅行前、旅行中だけではなく、旅行後も余韻を楽しむことができることから、“ピクニック効果”と呼ぶドクターもいらっしゃいます。こういった旅のピクニック効果を期待して、慢性疾患をお持ちの方や高齢の方に旅行を推奨するドクターも増えてきているのです。 私は旅が好きで、特に国内旅行では温泉が大好きで、その中でも露天風呂付き温泉を好んで選んでいます。 南伊豆の大滝温泉・運龍、三朝温泉・斉木別館、白骨温泉・泡の湯、蓼科高原横谷狭・たでしな藍、大谷温泉の岩露天風呂、etc.etc. 思い返せばきりがございません。 精神的にも、肉体的にも健康へ導いてくれる旅。みなさんも健康のためにも、積極的に旅にでてみませんか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.10.31 08:26:38
コメント(0) | コメントを書く
[海外・国内 旅行関係] カテゴリの最新記事
|