「阪神・淡路大震災」20年
今日は6,434人の死者を出した、あの忌まわしい「阪神・淡路大震災」から20年の 節目の日です。あの日小生は何もなければ7時過ぎに所要のため新神戸から新幹線で名古屋に出張するため起きようと、まさにベットに起き上がったその時にグラッと来ました。今までに感じたことのない上下動の縦揺れの激しさを異様に感じ取ったものです。その揺れは実に長く感じ、又、激しいものを身をもって感じとりました。 あれから20年現職のサラリーマンであった私も、今、年金受給者の身になりました。あの身を以て経験した体験者は年々確実に減って、今や5割の住民が震災未経験者となりました、どうか、皆様の記憶からも拭い去る事のないように、記憶に留めて後世に伝え続けていただきたい。 今朝、私も追悼の集いに三宮の東遊園地に行きたかった。例年行っているのだから・・・。節目の今年誠に残念ながら参加出来ず、NHKのTV画面で逐一状況を確認いたしながらブログ(Facebook)を綴っております。 それにしても今朝も寒かった、でも、そんなこと言っていられませんし、それを掻き消す熱気が集いにはあります。今日の集いには、60ものNPOや団体が、又、被災者の代表の方々も参加されました。 そういえばロウソクを立てる竹筒の文字にも、「絆」「共に歩もう」「復興」の文字の多さを感じました。 今日一日はNHKをはじめ各局は追悼の番組が組み込まれています。又、神戸市の「人と防災未来センター」でも阪神・淡路大震災20年慰霊追悼集会が行われます。15年慰霊祭の集会には皇太子ご夫婦のご臨席もありました。また、今日は3.11の発生時刻の2時46分にもお祈りと黙とうの時間が持たれます。 人には伝え綴ってゆかねばならない物語と、忘れ去って新たな出発をしなければならないものが有ります。どちらも人生には大切な出来事です、人それぞれに胸に秘めて生き続けるのです。 今日一日は鎮魂の気持を持ち、御霊のやすらかん事を祈りながら過ごしたく思います。 合 掌