モチのタイランド日記 ～ไดอารี่ประเทศไทยของโมจิ～

　タイ語試験に無残にも敗れ、肩を落としながら新宿を友人と歩いていると、タイ人２人組みとすれ違い、思わず「チョークディー」と言ったら、むこうが驚き、立ち話になった（笑）。


　なぜ新宿にいるとここまでタイ人と出くわすのか分からない。タイを引きつける何かがあるのか、、、？（笑）


　その子達は某大学で交換留学生として勉強していて、この近くのレストランでアルバイトをしていると言う。今度、学園祭にもし行ったら会おうという約束をして別れた。


　その後タイ友と食事をしながら、しばらく近況とタイトークをし終わり、そろそろ帰ろうと新宿駅へ向かおうとした道の途中、何だか怪しげな外国人１０人位のグループが集団で横断歩道の前に立っていた。

　
　服装が皆かなり奇抜だったが、「もしやタイ人では？」という疑念があったので、タイ友と横に並んで、そっと立って話す言葉に耳をすまそうとすると、その瞬間数人と目が合い、そのうちの一人に話しかけられた。

　「Can you speak English?」（奇抜な女の子）

　「Where are you from?」（俺）

　「Thailand！」（奇抜な女の子）

　
　BINGO！（俺が思ったこと）


　そして、「ラオプートパーサータイダーイ！（私たちはタイ語が話せます。）」と答えると、


　「お～！！！！」という歓声が返ってきた。日本では希少価値がかなり高いからね。さっきまで凹んでいた俺は何処へ？


　そして、「終電が無くなるまで少し飲みたいんだが、どこか知らないか？」と言われたので、無難にHUBに案内した。何せ１０人以上いるので。

　
　話を聞いてみると、彼らはタイで昨年くらいから放映されている「アカデミー・ファンタジア」という歌手になるためにライバル達と共に生活して、数々のトライアルをくぐり抜け唄を披露して、視聴者投票による支持を集め、勝ち残って行くという２４時間放映の人気番組で見事優勝した人達らしい（簡単に言うならアサヤンとガチンコを足して２で割ったようなもの）。彼らの奇抜な服装にも納得。


　事実、知り合いのタイ人に何人か話したが、皆に羨ましがられた。タイにいるタイ人も、彼らが日本に来ていることを知っているらしい。俺も便乗して、いよいよタイのテレビデビューか？（笑）


　こんな偶然ってあるんだね。

　
　タイ友が集まるとタイを更に呼んでしまうらしい（笑）。もっともっと大きくしていこう。


　因みに彼らの話を信じるなら、水曜日の夜に都内某所でコンサートを行うので是非来て欲しいとのこと。詳しい事は後ほど電話をしてくれると言われたが、今日は電話がなかった（汗）。明日掛かってくることを信じて、タイ語を勉強して待っています（笑）。
　

　タイ人に助けられ、タイ語検定にやられたダメージから見事に復活しました！（笑）