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カテゴリ:横浜
こんばんは! 先日もう20年来のお付き合いのある工場に行きました。 ここの社長さんは一代で工場を興して従業員10名程を使う 規模にまで発展させました。 現在は2代目の息子さんが頑張っています。 なぜか私の事を可愛がってくれ、よくお酒の席やゴルフに連れて行って くれました。 息子さんが2人いるんですが一人は歯科医として独立し、 もう一人は別会社に就職して数年後、後継者として父親の会社に 戻ってきました。 通常なら自分の後を継いでくれるので嬉しいはずなんですが 何故か社長は息子さんに他人が見ても辛く当たる事が多く見受けられました・・・ 他の社員が見かねて社長に進言することさえありましたから 扱いは尋常ではありませんでした。 今思えばあの辛く当たっていたのは「わざと」だったのでしょう 自分の息子を可愛いと思うが故、後継者となったときに社員とうまく やっていけるようにとの配慮だったと今になって思っています。 社長の息子だから・・・ と他の社員に思われては、自分がいなくなった時に上手くやっていけない・・・ そのような想いがあったように感じます。 久しぶりに息子さんにお逢いしたときに 人間的にひとまわり大きく感じたのは気のせいでは無いでしょう。 業界は違いますが、「渡世人」の世界でも 自分の後継者と決めた人間は 親交のある別の団体に預けて、一から修行をさせるそうです。 「他所の釜の飯」を食わせるということでしょう。 私は自営業ではありませんし、息子もいないので「ピン」ときませんが 「跡取り」という問題はとても難しそうですね・・・ この世界的な不況のなか、この会社は大丈夫と思い帰路に着きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月03日 07時25分29秒
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