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カテゴリ:横須賀
先日、市内の古くからある住宅地へ行ったときのこと (開発分譲地ではないことの意) 借地がらみのお話しだったんですが 南向きの日当たりの良いところで北側は山です。 前面道路は公道ですが道路からは「階段」のみ・・・ 車は入ることが出来ません。 ここに昭和?大正?の建物があります、話によると築100年近いとの話も・・・ 屋根・外壁は「トタン」、風呂場は「土間」にブロックの上に風呂釜を載せた ものでお手製らしい・・・洗い場はスノコ一枚です。 2Kプラス土間・トイレって感じでしょうか? でも上下水道は通っており、プロパンですがガス設備があります。 お隣の敷地の方が土地の所有者で、この借地人の親戚筋に当たるらしいです ご夫婦2人でお住まいになっており、ご主人は数年前に他界されています。 年配のご婦人が一人で住んでいたのですが、痴呆が進み 最近施設に入られたそうです. えっ、80過ぎの老人が一人暮らしの上にこの寒い風呂場??? お子さんがいなかったそうで、 誰も入居する人がいなくなったために「姪」に当たる人のところに連絡が行き、 「建物を取り壊して借地を返して欲しい」ということになったのが 話の始まりでした。 最近、借地のお話しが頻繁にあります。 ここ横須賀だけの話では無いと思いますが・・・ 居室内はまだまだ生活用品が残されており 壁にはご先祖様?や親類の子供の写真? 仏壇には「位牌が二ヶ」!? 木製の米びつには綺麗なお米が残されていました。 競売による「夜逃げ」物件や 今回のような物件は「事故物件」ではないのですが 目頭が熱くなる物が多いです・・・ 今回は「建物解体&滅失登記」費用を 姪っ子さん2人と地主さんで「折半」することで話がつきそうです。 モチロン私には手数料は入ってきませんが(笑) 「鳩サブレー」を貰ったからまあいいか・・・ *切なくなるので今回は写真を非公開に封印します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月05日 14時11分07秒
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