ざつねん日記

　以前、　
　「実は、緑内障を患っています。」　
　とカミングアウトしました。


　『緑内障』とは
　見える範囲（視野）がだんだん狭くなって、最終的には失明するという病気。
　目にかかる圧力（眼圧）が高くなると視神経を圧迫し、視神経を傷つけ、
　一度傷ついた神経は再生しないので、傷ついた神経の所は黒く抜け落ちて見えるのだ。
　一口に『緑内障』って言っても、
　『高眼圧緑内障』と『正常眼圧緑内障』があって、あたしの場合は『正常眼圧緑内障』。
　眼圧の正常値は１０～２０なのだが、あたしは１２ぐらい。
　１５以上の眼圧に耐えられなくて、視神経に傷が付いたらしい。
　だから、少し視野も欠けてて、視野検査をすると、左上あたりが真っ黒。
　つまり、見えていない状態。
　これ以上眼圧が上がらないように、毎晩眼圧を下げる目薬を使っている。
　『緑内障』だからって、生活は何も変わらないし、車の運転も出来るんだよ
　ただ、『緑内障』は治らない病気。
　この先、一生のお付き合いになるんだ。付き合いたくないけどね
　


　先日、定期的に行っている視野検査をしに、いつも通っている眼科へ
　いつものように視野検査をして、医師の診察を受ける。
　「検査の結果はねぇ・・・すごくいいんですよ～」　
　と先生。
　そして、
　「教科書的には、一度欠けた視野は戻らないんだけど、
　あなたの場合、復活してるんですよねぇ～。」
　
　何？今、何て言いました？？？
　視野が改善してるってことですか！？
　教科書にはないってことだから、
　これは完全に奇跡なんじゃないの？　

　なーんて思っていると、
　「ま、機械に慣れたってこともあるし、お薬は続けましょうねぇ～」
　と先生。。。
　なんじゃ、ソレ　


　別に、目薬を止めたいわけじゃないのよ
　差し忘れるとなんとなく調子悪いし。
　でも、
　教科書に載ってない事も起こり得る
　ってことも認めて欲しいんだよねぇ
　まぁ、だいたいの先生は奇跡なんて認めないよね
　『医学的根拠』っていう言葉大好きそうだしねぇ～


　でも、このまま治っちゃったら、あたしのことが学会で発表されるかも