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カテゴリ:物思い
先日、中学校の同級生をまた一人亡くしました・・・
去年の夏、大事な友達Yを亡くし、あたしと相方が大打撃を受け、 ようやくYのことを笑って(その割には大爆笑ですが・・・)話せるようになってきた矢先でした。 その同級生は、卒業以来特に仲良く遊んでいたわけではないのですが、 「今、こういう仕事をしてるらしいよ~」 とか 「結婚したらしいよ~」 とか 「旦那さんと子供連れて歩いてたよ~」 とか何度か噂は聞こえてきていて、 訃報を聞いた時は、全然信じられなくて、相方と二人、言葉を失ってしまった・・・ 彼女は、子宮頚ガンだったそうです。 出産後分かったそうで、分かった時にはすでに転移していたそうです。 だけど、手術をし、一生懸命辛い抗がん剤の治療をし、 「早く家族一緒に元気に生活したい」 と、一生懸命、一生懸命頑張ったそうです。 でも、まだ若い。 ガンの進行も、早い。 もう、頑張らなくてもいい世界に旅立って行きました・・・・・・・ 以前、『子宮頚ガンのワクチンが日本で承認された』っていうニュースをもとに、 あたしもこの日記に記述したことがあります。 【子宮頚ガン】とは、性交渉でヒトパピローマウイルスに感染することで発症します。 通常であれば、ヒトパピローマウイルスはあまり毒性がなく、自然に排出されるのですが、 何らかの原因で排出されず、体内に残ることにより、 子宮頚部の細胞に浸潤していき、ガン化します。 このワクチンは、これから侵入してくるヒトパピローマウイルスを防ぐ意味を持っています。 1回接種したらその1ヶ月後、そのまた6カ月後、と3回の接種をします。 予防率は99%。 効果は今のところ10年間持続している、というデータがあります。 自費になるので、3回で4万5千円~5万円程度。 お金の価値観は人それぞれだと思うけど、 あたしは5万円で自分の命が守れるなら、家族が悲しまなくて済むのなら、全然安いと思う。 ただ、海外では国が無償で接種している所もあるし、一部負担で安く接種できる国もある。 そういう意味では、承認するのも公費負担も渋る日本は、ホントに憤りを隠せない。 バイアグラなんて、あっという間に承認したのにさ。 もちろん、ワクチンだけじゃなく、定期的な検診も大事です。 何を隠そう、あたしは検診で『子宮頚ガン予備軍』だと分かり、手術した経験がある。 発見も早かったので大事には至らず、 全部取りきったから、子供も授かれるから、って先生のお墨付きをもらい、 今や1年に1回の検診でいい、って太鼓判を押された。 当時は、自分だって不安なのに、親には泣かれるし、 親をなだめることで自分の精神状態を強く、明るく、って意図的に保っていたように思う。 だから、 『自分は若いから』 『自分には関係ないから』 なーんて絶対に思わないで下さい。 1年に1回でいいから、恥ずかしがらず検診を受けに行って下さい。 高いかもしれないけど、ワクチンを受けて下さい。 彼女の思いを無駄にしたくないから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年05月13日 17時51分49秒
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