ざつねん日記

　あたしの住んでいる北国は、今日も相当冷え込んでいて、あたしも相当着込んでいます
　重ね着、重ね着で、着ぶくれもいいところ。
　動きにくいけど、暖房使って電力や灯油を消費するよりマシだわ


　さてさて、今回の地震により、生活や仕事にも支障が出ている方も多いと思います。
　

　でも、すごく感じたことがあるの。


　それは、人のつながりと人の暖かさ


　停電になって、信号さえも停止状態なのに、
　通りに出て交通整理をしている、近くのガソリンスタンドのお兄さん達。
　自分たちだって、一刻も早く家に帰りたいだろうに・・・

　灯油を確保できないで困っていたあたし達夫婦に
　「困った時はお互い様」って、灯油をポリタンク一つ分分けてくださった相方のお客さん。
　自分たちだって、確保できるか分からないのに・・・

　ガソリンがなくて困っている話をお店でしていたら
　「あそこのガソリンスタンド、開いてたよ！！」
　って、わざわざ電話で教えて下さったお客さん。
　
　いつもはいろんな部屋に電気が付いている家々も、あれから電気をつけている部屋数が少ない。

　みんなみんな、
　人を支え、人に支えられ、人を思いやりながら生きていることを再確認しています


　そりゃ、いい所ばかりじゃなく、
　「自分さえよければいいの？」
　って思ってしまうような言動をする方もいて、イライラすることも多々あるし、
　みんな節電・節エネルギーに協力しているのに、
　パチンコ屋だけが看板も店舗も煌々と灯りをつけて営業しているのにも憤慨するし、
　こんな時を待っていたかのように泥棒に入る輩もいるらしいとの話も聞くし、
　いろんな場面で憤ることもあることはあります。


　それでも、
　被災していない地域の方々も節電していることを知り、
　さらに支援の申し出や、活動のニュースを見る度に、涙が出るほど感激します


　今のあたしには、節電と節エネルギー、少しの募金、そして祈る事しか出来ないけれど、
　自分に出来ることを一つ一つ見つけて、やっています。


　この震災は、あたし達に何を教えてくれるのか？
　そのことは、一人一人感じていることもあると思います。
　
　あたしは、この震災がきっかけになって、炊飯器がなくてもご飯が炊けるようになったし(笑)、
　相方の大きな優しさにも気づけたし、
　人のあったかさも気づけたし、
　本当に多くのことを学び、気付かされました

　
　まだまだこれから頑張らなきゃいけないです。
　

　まずは、ポジティブなイメージを、みんなで一緒に持ち続けましょう