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カテゴリ:散歩道
今日は一日良い天気でしたね。
お陰でバラの施肥は全て行えました。結果茂みの中に首を突っ込んで行うので、作業服は引っ掻き傷だらけ。帽子は彼方此方に毛糸が笹くれ立ってますよ。バラの棘でね。 昨日の後編 クレーン CIMG0033 こんなに大きいクレーンで木を支えチェーンソーで伐ってるのですよ。昨日と今日と二日連続ですよ。一二本では無いですね、直径20センチ位のクヌギだけでも五六本伐ってますよ。長さを揃えて伐っているので椎茸のホダギに使用するのでしょう。 見晴らしが良くなってますよ。と言う事はそれだけ伐採されたのですね。 ある方のお返事に書いたのですが。以下の様なことが在るのですよ。 神戸の六甲山は明治の初期には禿山だったのです。其れを皆の努力で現在の緑を取り戻したのです。方法は種を混ぜた土を表土が流れてしまった岩山に貼り付け、土が残っていた所には苗木を植える。などの手段で此処まで回復したのですね。 では、何故禿山に成ったのでしょうか。 大きな原因は無秩序な伐採なのですね。御影石を発掘する為に表土を削った、等の要因ですね。 しかし、世界的に見て禿山の原因は燃料として伐採し根まで燃料にしてしまった事が大きいのです。 幸い日本の暖房は火鉢とかコタツとか少量の燃料を有効に使用する方法を活用していました。 燃料の炭も、山を傷めない方法で造られて居ました。 炭焼きは夫々縄張りを持っていました、そして今年はA地域の木を伐採する。但し根は置いておき幹もある程度の高さを残します。二年目はB地域、C地域、D地域、・・・と順に伐採をします。そうして数年のサイクルで最初のA地域に戻ります。其の時点には伐採された木の残された幹から出た芽が成長し、丁度炭焼きに適した大きさに成っているのです。 この様に山の木を有効に使用する方法を活用して居たのですね。でも現在では此の循環も無くなってしまいました。 所が効率の悪い燃料の使用方法を行っている地域(国)では伐採した樹木が生長する間も無く伐採されるので、順次木の育たない山が出来て来るのです。 木が生えないと葉が落ちない、葉が落ちないと腐葉土が出来なくて表土が空気に曝される、そう成ると少しの雨で表土は流されてしまします。結果禿山に成ってしまい、復活の可能性が無くなってしまう。 典型的な例がお隣の朝鮮半島なのです。朝鮮半島の方は冬に成るとオンドルを使用します。此のオンドルは素晴らしい発明なのですが欠点は燃料を物凄く使用する事。火鉢、コタツとは比較に成りません。だから昔から住居が在る周辺の山には殆ど木が育っていません。それは過去オンドル用に伐採した影響でしょう。 北朝鮮では本当に全ての燃料として、山の木を伐るので殆どの山には木が無く成って居ますね。 限りある資源は有効に使用し、子供や孫に素晴らしい地球を残しましょう。 今日の春子 CIMG0034 今まで足元に在る枝を両足で挟んで噛んでたのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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