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10年後の自分に向けての電脳通信

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2005年06月の記事

全31件 (31件中 1-31件目)

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社外取締役は必要か？

6月27日の日本経済新聞に「社外取締役は企業にとって必要なのか？」というインタビュー記事が載っていましたので、ここでは４人の方が語った社外取締役の必要性を紹介します。北条経済同友会代表幹事社外取締役は不可欠である。社長にモノを言えない取締役ばかりの日本企業の経営は不祥事や破綻を招く危険をはらんでいる。アメリカの上場企業では取締役の過半の社外であり、これが社外統治のあるべき姿である稲盛京セラ会長　社外取締役は必要ない。不祥事の原因を掘り下げずに、外部の人に監督・監視してもらおうという発送自体がオカシイ。月に1～2時間の取締役会に出席したところで何も分からない。お飾りみたいな存在で経営陣にキツイことなど言えない。仕組みさえ変えれば不祥事等を防げると考えるのは短絡的である。柳井ファーストリティング会長　社内はイエスマンばかり、モノを言えるのは社外取締役だけである。ただ、米国式の社外取締役が万能なわけではない。原大和証券グループ本社会長昨年に委員会等設置会社を選択したことで社外取締役に法的な裏付けができ、非常に上手くいっている。とはいえ、従来の監査役型会社で導入については、その効果に疑問がある。

June 30, 2005

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知の脳を鍛える「社説法」

プレジデンドの最新号に『40歳を超えてから頭は良くなる』というウレシイ？特集が組まれています。勿論、ここで言う鍛えるべき脳力は、“物覚えがいい”といった18歳でピークを迎える流動性知能でなく、結晶性知能と呼ばれる豊富な経験や知識に基づいた判断力や思考力のことです。この結晶性知能は驚くべきことに70歳になっても伸びる能力なのです。(優れた経営者は高い結晶性知能を持っています)ビジネスマンが結晶性能力を伸ばすのに最適な訓練としては「社説法」がオススメです「社説法」とは、朝、新聞の社説を読み、夜に記憶だけを頼りにその内容を要約することでワーキングメモリーを鍛える方法です。そして、要約するだけでなく、自分なりの批評を加えると更により高次の能力が鍛えられると言われています。つまり、「記憶を蓄え、それを引き出し、さらに批評する」というサイクルを経ることで二重、三重に脳を鍛えるというわけです。もし、記憶を基に要約する作業が大変ならば、「気になる新聞記事を読んですぐに文章に要約し、これに自分なりの感想を付け加える」といった作業からスタートしてみてはどうですか？これって、文章を書くトレーニングとしては最適だと思いますよ。

June 29, 2005

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商品戦略の転換は難しい

マクドナルドは低価格路線、ユニクロは高価格路線に…舵を取り勝負に出ましたが、共に舵取りに苦労しています。マクドナルドは、100円定価格で客数を伸ばしましたが、追加注文したくなる魅力的なメニューがないため、かえって客単価が下がってしまいましたユニクロは、高級素材を使った高価格路線を目指しましたが、カシミヤ以外の素材は消費者に良さが伝わらず、２月以降は業績が伸び悩みました。戦略的には正反対の両社ですが、消費動向を綿密に検討して他社を引き離そうとした試みは、一の矢（マクドナルドは客数の増加、ユニクロはカシミアの大ヒット）においては大成功でしたしかし、二の矢、三の矢といった追加戦略の準備不足がたたり、せっかく引き寄せた良い流れを生かすことができませんでした。商品戦略を変えるには長期的な戦略が必要で、かつ成功まで時間がかかることを、この両社の苦闘から改めて感じました。

June 28, 2005

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退職者が少ないヤフーの人材評価方法

ヤフーでは、３ヵ月ごとのサイクルで仕事の目標を設定し、達成度の評価を受けるという人事評価が年４回行われ、その正当な評価が社員のモチベーションを高めています。まず、目標設定にはきめ細かさが求められます。参加プロジェクトの目標から自分がやるべきことまでを設定し、次にその難易度や優先度のレベルを定めて、どの仕事にウェイトを置くべきかを明確にします。社員一人30分の面談が義務付けられているので、管理職にとって面談は大変な仕事になります（部下50人なら丸３日はかかるわけです）しかし、その結果、何を期待され、何を評価されるか理解することができ、それが社員のやる気の原点となり、急拡大する組織をまとめる方法になるわけです。社員に求められるのは、会社へのコミットメントです。そしてコミットメントに対してどの程度の成果を出したかというペイ・フォー・パフォーマンスの原理で評価が決まります。ですから“いくら自分は頑張った”と思っていても周囲が驚くほどないと評価にはつながらないわけです。ヤフーでは、このようにビックリの大きさが評価の基準となっており、社員は周囲をどれだけビックリさせるか？を目標にしています。これがヤフーの強さである辞めない評価体制なのです。（2005年6月22日　日経産業新聞より）

June 27, 2005

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上司に受ける凄い報告書を書くには…

サトーの葉山誠係長によると、良い報告書を書くために必要なことは、「短い文章を分かりやすく書くこと」だそうです。そのためには「問題点は何か」「解決方法と解決した時の効果」「解決に当たり自分が出来ることと協力してもらう部署はどこか」という３つのポイントを順番に書くことが大事になってくるそうです。また葉山さんは、「何度も削ったり、足したり、表現を変えたりという作業を毎日繰り返すことが重要で、これはまた外部文章を簡潔に分かりやすく書く訓練にもなる」とも仰っていますが、全くその通りだと思います。分かりやすい文章を書くには、日々の積み重ねが絶対に必要なのです。リコー販売の高橋弘次係長の秘訣は、「まず結論を書き、次に何をすべきかを書くこと」だそうです。こうすると、後日、大量のレポートから必要な情報を迅速に見つけるのに役立つそうです。なるほど…これは明日からでも真似してみたい報告書作成テクニックですね。（参考資料：2005年6月24日日経産業新聞）

June 26, 2005

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ＳＮＳが流行らないのはなぜ？

ＳＮＳはブログと同様に日本でもブレイクすると予想されていましたが、今年になって15あったサイトのうち3つが閉鎖されるという意外な展開になっています。この低迷の理由としては“日本のネットは匿名が大前提であるため、実名ネット文化がまだない”ということだと言われています。でも、焦る必要はないはずです。これから時間をかけて実名ネットを育てていきましょう。

June 25, 2005

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税理士の営業マン化と思考のアウトソーシング化

今後10年における会計事務所のキーワードは「税理士の営業マン化と思考のアウトソーシング化」だと勝手に？思っています。ただ問題なのは、これが良い塩梅に収まるかどうか？です。行き過ぎると士業としての存在意義がなくなりますし、全く進まないと他業種に呑み込まれてしまうわけで、難しいところです。私も業界に属する一人として、ベストな結果になるように努力していこうと思っています。

June 24, 2005

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欧州勤務スタイルの変化と日本

英通信大手ＢＴの調査によると、欧州企業の９割は“携帯電話等を活用し出社せずに業務を行う勤務形態”が今後２～３年で急拡大するとみているそうです。携帯電話の活用が生産性を高める（移動時間を仕事に使えるので…）一方で、関連コストが増大するのでは？と懸念しています。（2005年6月9日日経産業新聞より）日本でも携帯電話を使った勤務が広まることは十分に考えられます。ただ一般化するには、自宅や外出先から会社のサーバーにアクセスしてデータを取り出せる必要があるので、この辺りのインフラ整備がカギとなるでしょうか。

June 23, 2005

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電源の貸し出しサービス

4月24日のブログで「出張時のノートパソコンの充電ができる場所がない！」という不満を書きましたが、日経アソシエにその不満に対する回答？がありました。それによると、新幹線と飲食店で電源の貸し出しをしているとか…新幹線『７００系のぞみ』の最前列と最後尾に100Ｖのコンセントが備え付けられており、ここの席だと電池の残量を気にせずにノートパソコンが使えますまた、品川駅構内にある無線ＬＡＮスポット『モバイルコーナー』でも電源の貸し出しをして、新幹線に乗る前に、まずここで充電するビジネスマンが見かけられるそうです。出張する時は、品川駅から７００系のぞみの最前列（最後尾）に乗るのがモバイル・サラリーマンの勝利の方程式？というわけですね。飲食店「喫茶室ルノアール」は全店で、「モスバーガー」は直営の新規店舗で、電源の貸し出しをしています。マクドナルドなどで無線ＬＡＮのサービスをしていますが、電源の貸し出しサービスも実施して欲しいです。

June 22, 2005

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ブログ知ってるが７２％

インプレスが調査した『インターネット白書２００５』によると、インターネット利用者のうち、72.5％（昨年は39.4％）がブログを知っており、急速に認知度が高まっています。特に若い女性の間の人気が高まってきているようです。また、すでにブログを利用しているという人の割合も18.4％となりました。しかし、企業での利用率は2.8％に過ぎません。利用率が低い理由としては、情報を掲載するまでに内容の承認などが必要な大企業にはブログは向かないなどが考えられます。しかし、中小のネットショップなど頻繁に情報を更新する企業にとってブログは便利なツールであり、今後の成長が期待されます。（2005年6月8日　日系産業新聞より）

June 21, 2005

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正しい情報を発信するためには…

二子山親方の息子さんたちの確執が、毎日マスコミを賑わせています。しかし、そこで書かれ、放送されていることには、職業会計人の立場からすると「えっ、そんなこと言っていいの？」と驚くような間違いが数多くあります。これは専門家のチェックが十分にされずに記事等になっているからだと思われます。端から見ていると、報道機関と職業会計人の間にパイプがないため、税務や相続に関する不確かな報道がなされる傾向があるように感じます。ただ、職業会計人にもブログ等の情報発信手段が整ってきたわけですから、今後は専門家として疑問を持ったら、『おかしいぞ！』と意思表明する必要があると思います。そういった試みを重ねていくことで、日本の報道の質も向上していくのではないでしょうか？

June 20, 2005

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メールに必要なのは“こころ”

平野友朗さんは『劇的に変わるメール術』という本で「メールが社会に定着したことで、メールという機能を使う能力は上がったが、メールに心をこめるという教育がされていない為、ビジネスの社会でも相手の立場や状況を考えないメールが飛び交っている」と指摘され、だからこそ「メールに必要なのものは“こころ“」と主張されています。なるほど確かにその通りだと思います。コミュニケーションを取る際、大事なことは相手のことを考えることですが、それはメールを使う場合でも同じなはずです。言葉の使い方に細心の注意を払い、相手のことをよく考えた心のこもったメールを送れて初めてビジネスの可能性が広がります。ですから、メール時代になったからといって、意思伝達方法がガラッと変わったわけではなく、基本となる根幹部分は以前と全く同じというわけです。また、メールは万能でないことを理解して、状況によってツールを使い分けることも重要です。平野さんも「本当にメールを使える人とは、メール以外の手段を組み合わせて、メールと一緒に使いなせる人です」と書いています。

June 19, 2005

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心の糧

イエローハットの鍵山相談役から「飯の糧にならないことが心の糧になる」という言葉を教えて頂きました。現代の日本では、売上とか利益といった“飯の糧”が何よりも大事という風潮が強くなった結果、心の栄養が乏しくなり、結果として犯罪が多くなった…と鍵山相談役は嘆いておられましたが、確かにその通りだと思います。なるほど、人間や企業が活動するには、“飯の糧”が必要です。しかし“飯の糧”ばかりを追求していては“心の糧”がなくなってしまいます。ですから、売上や利益を増やすとともに、その企業体力に見合った社会貢献が必要になってくるわけです。決算書には“飯の糧”しか計上されませんが、“心の糧”は人の心の中に計上されます。そう考えると、我々は、人々の心の中に生き続ける“心の糧”をもっと大事にしなくてはいけませんね。

June 18, 2005

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朝の掃除

イエローハット本社の朝の掃除に参加させていただきました。今回の体験で、掃除というと道を掃くだけ…と思うのは、間違いということがよく分かりました。この朝の掃除では、道を掃くだけではなく、マンホールを開け溜っている泥を掃き出して、土とゴミに分け、ゴミは捨てるけれど土は肥料にします。また、拾った缶やペットボトルも潰してリサイクルできるようにしています。つまり、ゴミと自然に帰すべきモノをキチンと区別して、リサイクルの仕組みがキチンと機能させているのです。そうか、リサイクルってこういうことなのか！と実感できました。そしてまた、この掃除の気持ちが特定の人たちだけではなく、地域の人たちや社会全体に広げていくことが大事だとも思います。掃除を終えて駅に向かう途中で、ＯＬが吸っていたタバコを無造作に投げ捨てた（しかも自分の会社の前で）のを目の当たりしましたが、こういう社会の在り方を変えて行かないとダメですね。

June 17, 2005

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経営革新のタネ

このブログ『10年後の自分に向けての電脳通信』は主として会計事務所の方を対象として書いていますが、これとは別に企業経営者の方への情報提供ブログ『経営革新のタネ』も書いています。企業経営に役立つヒントを、新聞・雑誌の記事、日々の体験からピックアップして紹介していますので、もしよろしかったら見て下さい。ブログ『経営革新のタネ』http://fx2kmas.air-nifty.com/weblog/

June 16, 2005

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15年前の自分にアドバイス

私は二代目の税理士ですが、この業界に入った時、「二代目はキビシイよ」「企業勤務がないと多くは望めないから転職しなさい」といった苦言を少なからず頂きました。当時は悔しいというよりも、「我々零細会計事務所の人間は、一人前の社会人として見られていないのだ」と情けなさが心に染みたものでした。しかし、父の事務所で15年働いてみて「結果としてコレで良かったんだ」と思います。仮に、私が規模の大きい企業に勤めていたら、窓際族か？自身過剰の嫌なヤツ？のどちらかになっていたでしょう。しかし事務所の後継者としてお客様に接する機会を頂き、数多くのことを学んだことが、今になって少しずつ実を結んでいるように思えます。ですから、もし15年前の自分にアドバイスできるなら、「今のままでいいんだよ」と声をかけたいですただ、「もう少し成長のペースをあげてね、そうしないと15年後に困るんで…」と付け加えたいですけれど。

June 15, 2005

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ロハスよ、ドコに行くのか？

『ＬＯＨＡＳ（ロハス）』とは、健康的で環境に配慮した商品やサービスを選ぶライフスタイルを指し、新しい消費のキーワードとして注目され、ヨガ・自然食レストラン・エコツーリズムなどが代表的な商品やサービスです。理屈っぽくて消費意欲と結びつかないエコとは違い、ロハスは自分の欲求の追求が重視されます。この利己主義的なエコという部分が人気を集めている秘密と言えます。ロハス関連ビジネスは、日本でもあらゆる分野に広がっています。雑誌『ソトコト』最新号のロハスの特集を見ると、その熱気に驚かされます。しかし、日本におけるロハスはかなり商業主義に傾いている印象が強いですね。坂本龍一氏がロハスの伝道者として、ロハスの素晴らしさをアピールしていますが、いいように大企業に利用されている…そんな危うさが感じられます。

June 14, 2005

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葉山にて

東京と葉山の二つの家を行き来している方にお話を伺う機会がありました。葉山という地域は、もとから東京に比べ、夏は涼しく冬は暖かいそうですが、最近ヒートアイランド現象による都市部の気温上昇で、東京との温度差が以前より大きくなったと感じられるそうです。生活レベルでもヒートアイランドが実感できるようになったという現実はやはり怖いです。また住宅地からちょっと離れると、自然が広がっているのが葉山の良いところです。電線の上をリスがタッタッタと走っていくのを思わず「かわいいなぁ～」と思いましたが、地元の方に言わせると、珍しくも何ともなく、かえって数が急激に増えたことによる被害が問題化しているそうです。で、リス以上に被害が大きいのがアライグマ。体も大きく、食べる量も多く、しかも捕獲して数を減らすこともできず、お手上げ状態とか…

June 13, 2005

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鬼怒川温泉

宿泊研修で鬼怒川温泉に行ってきました。鬼怒川を代表する旅館に泊まったのですが、サービスの質の高さに驚きました。まさに究極の接客とは何か？を身をもって教えて頂いた気分です。反対に、温泉街としての鬼怒川の置かれている厳しさもヒシヒシと感じました。かって団体客で賑わった温泉街、誰もが知っている有名ホテルがある、温泉自体には際立った個性がない…など、鬼怒川の置かれている状況は熱海のそれと似ている印象を受けました。観光地としての魅力が増さないと、いくらホテル・旅館単体が頑張っても多くは望めません。ですから熱海同様、鬼怒川も“新しい温泉街”としてのビジョンを掲げ、その変化を利用者に認知してもらわないと、この低迷からは抜け出せないように思います。ただ、新しいビジョンって何？と言われると困るんですが…フード・テーマパークを作るというのは目新しさがないし、ドラマとか映画の舞台にしてもらうのが手っ取り早いでしょうかねぇ～まあ、中長期的に言うと、団体客から個人客中心の対応に切り替え、かつ来てくれた人に満足できるサービスを街として提供することが重要でしょう。

June 12, 2005

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大事なのは意思伝達力と情報発信力

株式会社ヤッパは、ネットの３Ｄコンテンツを作成・販売する会社です。社長の伊藤正裕氏が21歳ということで注目を集めている会社です。３Ｄコンテンツの作成期間にあたり、伊藤社長は技術陣に「納期を半分に短縮しよう」と言いました。それに対し、技術陣が「それは無理です」と答えると、社長は「何が問題なんだ」と問いかけ、「見積もりプログラム開発に時間がかかるんです」という答えを技術陣から引き出し、「じゃあ、それを縮める方法を考えよう」と指示を出します。このようなやり取りの末、結果として、作成期間を半分に短縮することに成功しましたそうです。ヤッパの成長の秘訣は、伊藤社長の自分の能力を外に的確に伝えるコミュニケーション力と情報発信力の高さによるところが多いと思われます。う～ん、恐るべし！Ｙ世代のトップランナー。（2005年6月8日日本産業新聞より）

June 11, 2005

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Ｙ世代とは、勝負のハッキリした世代

アソシエの渋谷和宏編集長は「Ｙ世代は、物ごころついた時から、日常的にメールを使っていたため、それまでの新人類やオタク世代よりも格段にコミュニケーションスキルが高い」と語っていますが、本当にそうなんでしょうか？確かにＹ世代のトップを走る人たちはそうかもしれませんが、Ｙ世代全体が格段に高いコミュニケーション能力を持っているとは思えません。パソコンや携帯のメールを使いこなせても、それだけでは意思伝達能力が上がるわけではないのです。Ｙ世代の特徴は「成功する人はとんでもなく優秀だが、自分の方向性が見えない人はもがき続けてニート化する」という両極端さだと思います。つまり「全体的に優秀だが、飛びぬけた人が出難い」という今までの世代とは全く違うわけです。それが良いか？悪いか？はあと20年ぐらい後にハッキリすると思います。

June 10, 2005

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Ｙ世代の活躍

ヤッパの伊藤正裕、はてなの近藤淳也、トレンダースの経沢香保子といったＹ世代の個性的な経営者の活躍が目立ちます。Ｙ世代とは1975～1999年生まれでかつ両親が戦後生まれを指し、下記のような特徴を持つ起業家の多い世代です。個性的で自分らしさを持つという価値観がインプットされている日本型経営の崩壊を目の当たりにし、頼りは自分だけという意識を持っている10代からパソコンやネットに触れているデジタル世代である孫正義、三木谷浩史、堀江貴文、藤田晋、宇野康秀に代表されるＸ世代（1960～1974年生まれ）が、世の中の動きに翻弄されたこともあり会社を大きくすることを目標としているのに対して、Ｙ世代は、自分の好きなこと・したいことをするために起業しており、この辺の強みが成長のカギとなっています。

June 9, 2005

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ネットバンキングでワリカン払い？

仲間で飲みに行って、割り勘で支払うとき小銭の持ち合わせがなくても、お互いにイーバンク銀行に口座があれば、携帯電話メールを使ってその場で端数までそろえて相手に送金できるそうです。う～ん、これはとても便利です。あの煩わしい精算がメールで済むなんて思いもしませんでした。ネットバンキングは、お金を動かす手間が省けること、取引明細や家計簿や小遣い帳代わりに利用できること…などの利点があります。セキュリティの心配はありますが、工夫次第では魔法の杖になりそうです。

June 9, 2005

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ＤＮＳサーバーの危機

セキュリティーの専門家は「コンピューターの住所にあたるドメイン名を管理しているＤＮＳサーバーになりすまして住所を書き換え、インターネット上の偽サイトに利用者を導く詐欺」の発生を最も恐れています。その理由は、ＤＮＳサーバーが乗っ取られ、偽ネット銀行のサイトを立ち上げられると、その偽サイトに接続した利用者が打ち込んだ自分の口座の暗証番号等の機密情報が犯罪者の手に行き渡ってしまうからです。しかも最近、廃業するＤＮＳサーバーが出始め、ＤＮＳサーバー乗っ取りのリスクが高まっていることも懸念材料の一つなのです。何故か？というと、廃業した運営会社のドメインを別人が取得することを阻む規制がないため、運営会社の廃業に対する防衛策はＤＮＳサーバーの登録先を別の運営会社に切り替えるしかないという現状だからです。早く根本的な対策をしないと、ネット上が大混乱に陥る可能性があることもあり得るわけです。（2005年5月30日日経産業新聞より）

June 8, 2005

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愛・地球博　『ＪＲ東海超伝導リニア館』

企業パビリオンでは、この『ＪＲ東海超伝導リニア館』が３０分待ちだったので、見学しました。（あとは２～３時間待ちでした）３Ｄメガネをかけてリニアのテスト走行画像を見たり、超高速で走れる仕組みを模型で説明したりする内容でしたが、なかなか良い展示で同行者５人のうちでコレをベスト１に挙げた人が３人いました（もっと凄い内容と思っていたので、私にはちょっと期待外れではありましたが…）ただ、このリニア、実現にこぎ着けるまでには更なる開発と莫大な建設コストがかかるわけで、本当に新鉄道革命の旗手となるかどうかは？怪しいところでしょう。あと、苦労して買ったリニアのグッズが名古屋駅でも売っていたのにはガックリきました。

June 7, 2005

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愛・地球博　『イタリア館』

目玉は、古代ギリシャ（約2400年前）のブロンズ像で最初で最後の国外での公開と言われる『踊るサテュロス』です。人類の秘宝を目の前で確かめられる滅多にない機会ですので、是非とも足を運んで見ることをオススメします。また、展示数は多くはありませんが、他の展示物もイタリアらしいセンスの良さが光っていました（ただし、フェラーリ、サッカー関係の展示は殆どありませんでした）２階にはカフェが、別棟に本格的なレストランが併設され、食文化のイタリアという期待を裏切らない仕掛けがウレシイ限りです。

June 6, 2005

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愛・地球博　『フランス館』

1辺18ｍの天井と横壁の５面全てがスクリーンになっているイマージョン・シアターに圧倒されました。その内容は、労働・公害・工業汚染などの地球の負の部分を15分にまとめて映像化したもので、真の地球の未来を問いかけます。特に印象的だったのは『地球は過去の世代から与えられたものではない。地球は子の代から借りたものである』という言葉でした。まさに、近代化という名の下に許容されていた環境破壊に終止符を打たなければ、地球に未来はない現実を痛感させる一言でした。

June 6, 2005

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愛・地球博

今日『愛・地球博』に行ってきました。企業パビリオンは『ＪＲ東海超伝導リニア館』のみ、後は外国館を中心に回りました。一日滞在してみての感想は、意外や意外「想像していたよりもずっと楽しめる内容で、ぜひもう一度行ってみたい」でした。以下は私の感想です。何かの参考になれば幸いです。パソコンは持ち込まない方が良い　会場に持ち込む際に、別室に連れられ、Ｘ線をかけられます。食事はやや高いけれど、問題なし　外国館の運営するレストランやカフェは雰囲気良し　私はイタリア館２階のカフェで昼食を摂りましたやはり並びます　企業パビリオンは60分～120分待ちがザラでした　外国館でも30分ぐらいは並びました　トイレも並びますので、団体で行動の場合は余裕を持つ必要があります事前の情報収集すべし　チケットを早めに購入すれば、事前に人気パビリオンの予約できます（抽選）　会場でも携帯電話のサイトで待ち時間がチェックできます　どこから入場するか確認しておく（歩く距離が違ってきます）定番の土産は名古屋駅でも揃います　ムリして会場で買わなくとも駅で買えばＯＫです　会場に行く前に、名古屋駅構内で何があるかチェックすると楽です

June 4, 2005

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夜のピクニック

本屋さんが選ぶ“本屋大賞”に輝いた小説『夜のピクニック』を読みました。「夜のピクニックって一体何？」と思って読み始めたところ『夜を徹して80キロを歩き通すという高校生活最後の一大イベント歩行祭』を指すことが分かり、「なんだ、ウチの学校で言えば☆★▲▽競歩大会のことじゃないか！」と私はちょっとガックリしました。しかし、読み進んでいくと、自分自身の中学・高校時代の思い出が蘇えってきて、なかなか楽しかったです（まっ、ウチは男子校でしたけど…）そんな個人的な感傷を別にして、この『夜のピクニック』はダテに2004年のナンバー１の小説に選ばれたのではない！と感じさせる力作です。二人の距離感が微妙に揺れ動く感じがよく表現されていて…読んでいて引き込まれます。謎を解く感じでラストを迎えて、読了後にささやかな清涼感がありました。今年読んだ小説では、文句なしにベスト１ですね！（ちなみにワースト１は『半島に出でよ』です）

June 3, 2005

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あの人の手帳が見たい

アイディアの達人である３人の方の手帳活用方法を紹介します（アエラ6月6日号より）藤田晋サイバーエージェント社長　『何でもスケッチブック』Ｂ４サイズの「スケッチブック」に打合せの内容を書く（赤ペン使用）書くことで良いアイディアが浮かび、これが新規ビジネスプランとなる。スケッチブックの良い点は、大きめな余白に書けるので、イマジネーションが広がり、しかも客観的にもなれること。1ヶ月に５～６冊使い、終わったら捨てるかなりアナログな手法だが、個人的にはオススメである（社内では真似する人少なし）松崎みきアガスタ社長　『３年間スケジュール表』とにかく、ノート（Ａ４サイズの３年間スケジュール表）に書く（青ペン使用）ランダムに書き込み、書き込みが溜まるとパソコンでまとめ直し、また書き込む嶋浩一郎氏（博報堂社員）　『人間グーグル』1冊のノートに約1000のネタを書く気になったものには付箋をつけ、1ヶ月寝かせてから手帳に写す（すぐ書くと逆に記憶に残り難いので）分類はあえてしない。分別せずにカオス的な状況に置くほうが化学反応が起こりやすく、小ネタ接着作用が働いて思考力が上がる。この手法は、非常に手間がかかるのであまりオススメできないが、自分の引き出しは格段に増えます。

June 2, 2005

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いま、ブログも危ない

下記のような手口の“架空請求ブログ”が増えています。悪意のある第三者がトラックバック機能を利用して、ブログに勝手にリンクを貼ります。リンクを貼られた人がクリックするとアダルト風のサイトにつながりますそのサイトの写真をクリックすると、「ご登録ありがとうございます」のメッセージとともに「２日以内に48,000円を振り込みください」との指示が出ます（2005年5月30日日経産業新聞より）う～ん、これからはトラックバックにも気をつけないとダメですね。それにしても、いろいろと考えますね。油断も隙もないです。

June 1, 2005

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