電子申告 利用を阻む3つの壁?
7月18日の日経にこんな記事がありました。「2004年6月から始まった電子申告・納税は、開始1年間で106,000件にとどまり、2006年度の目標である130万件の達成が難しくなった。その理由としては“手続きが煩雑”“還付に使えない”“金融機関の対応が遅れている”ことが考えられる」う~ん、確かに電子申告が広まらないというのは事実だと思いますが、この“還付に使えない“というのは、「所得税の確定申告で医療費控除を受ける際に領収書を別に郵便で送らなくてはならず、通常の申告書を郵送で送るのと何ら変わりない」という意味でしょうが、記事だけをパッと見ると、“電子申告では還付はできない“と読めてしまいます。せめて“電子申告にしたメリットがない”という表現にして欲しかったです。