企業ブログの難しさ
昨日の日記で、企業がブログを活用している事例を紹介しました。確かにブログを有効活用することで、顧客との信頼関係を増すことは可能ですが、難しい部分もあります。それは企業ブログには慎重さと責任が要求されることです。このため、規模の大きな企業において社員がブログを書けるのは、「ブログ執筆者への権限委譲がしっかりしているか?」「会社の責任者のチェック体制ができているか?」のどちらかの場合でないとムリかと思います。社員ブログとはいえ、企業の名前で発信する以上は社会的責任が生じてきます。ブログは自由なモノという視点からは納得できないかもしれませんが、この辺を曖昧にして企業ブログを始めると中途半端で書き手も読み手も消化不良で終わってしまいます。こう考えると、ブログによる情報発信は圧倒的に中小企業にアドバンテージがあるのです。特に社長が書いているブログはある意味無敵です(ただ、失言等は全て本人の責任となり、言い訳は通用しませんけど…)