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10年後の自分に向けての電脳通信

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2006年06月の記事

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やっと終わりました

６月の業務が終わりました。今月は色々とあって５月とほぼ同じぐらい忙しかったです。ただ、心配された翌月巡回監査率が７０％半ばまで伸びて、ホッとしました。しかし、仕事に対する段取り力のなさを改めて痛感した１ヶ月でもありました。７月に入ってもやるべきことは山のようにあります。シッカリと段取りを整えて、確実にそしてスピーディにやっていきたいですね。

June 30, 2006

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科目内訳書

預金の科目内訳書を作成していて、最近、感じることがあります。「三菱東京ＵＦＪ銀行ばかりだなぁ～」東京では、同じ街に東京三菱銀行とＵＦＪ銀行があるケースが多く、こういった事例がとても多いのです。銀行名が同じになって、支店名が変わって面倒なのに加えて、将来的には支店統合の可能性もあるわけですが、利用者サイドとしては統合したからこそのメリット是非とも期待したいですね。

June 30, 2006

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実は電子投票先進国のブラジル

今年の株主総会は、株主による議決権講師の電子化元年でもあります。この３月期決算企業では、電子行使システムが機関投資家に始めて使われることとなり、従来までは個人投資家しか参加できなかった電子投票が株主に開かれた総会に向けて一歩踏み出します。このように電子投票がなかなか進まない日本に対して、ブラジルは意外かもしれませんが一歩先を進んでいるのです。徐々に定着化し、この秋の大統領選挙は電子投票で行われるまでになったそうです。当初は“上手くいくはずがない”と言われたそうですが、やってみたらスムーズにコトが運んだとか…。あれこれ考えずに“とにかくやってみる！”という気持ち、時には必要なんでしょうか？（参考資料：2006年6月26日日経産業新聞他）

June 29, 2006

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自立を求められるバブル世代

1988年～1992年に新卒入社のバブル世代は、その多くが中間管理職となってきました。リクルートワークス研究所長の大久保幸夫氏は、下記のような警告を鳴らしています。「キャリア中年期であるバブル世代は、自己研鑽の意欲が落ちるため、成長が停滞する傾向が強い。このままでは確実に会社のお荷物になるので、ここで一度立ち止まり、会社での自分の評価や実績を冷静に見つめ直し、今後どの分野のプロを目指すのか？を決めなくてはならない。定年までの時間を考えると、今がラストチャンスと腹を決める必要がある」（参考資料：2006年6月9日日経産業新聞）私も世代的にはこのバブル世代に引っかかるので、他人事ではありません。自分の強みと弱みを把握して、どうあるべきか？をいま一度考え直さないとなりませんね。

June 28, 2006

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経営者の品格

ある社長さんから言われました「最近の若い経営者には、ビジネスの場で“むかつく”“うざい”“ぶっちゃけ”といった単語を言う人がいますが、私は感心しません。あなたは分かっているとは思うけれど、肝に銘じてくださいね」耳が痛かった…ですね。自分の姿というのは、分かっているようで意外と分かっていません。ふとした瞬間に “だらしない素の姿”が出ることもあり得ます。気を引き締めて、常に注意を払っていないとダメですね。

June 27, 2006

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不撓不屈～滝田栄の力量

昨日のブログで、“小学生の頃の私が飯塚毅先生の話が全く理解できなかった”という話を書きましたが、『不撓不屈』で飯塚先生を演じた滝田栄さんのインタビューの発言（下記に掲載）を読んで、その理由が分かったように思いました。「飯塚先生のあの口調のトーンの心理は、坐禅の体験者でないと聞き取れない。普通の人が聞いたなら、ただエネルギーを押し通しているような、がらっぱち的な、妙なデッサンをして、およそ違う人物ができていたかもしれません。」“ただエネルギーを押し通しているように聞こえる”…なるほど、確かにそうです。短期間でこれだけのことを感じたからこそ、独自の飯塚先生像を築くことができたのでしょうね。

June 26, 2006

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不撓不屈～飯塚先生と我が家

私が小さい頃、家族でドライブに行くと、税理士である父は必ず飯塚毅先生の講演テープをかけたものでした。小学生ぐらいだった私と弟は、この変なオジサンのだみ声（…すみません）が大嫌いだったので、家族会議で“車中では飯塚先生のテープを聞かないこと”を圧倒的多数（といっても３対１ですが）で決めたという思い出があります。その後、税理士になって初めて真剣に飯塚先生のテープを聴いたのですが、その先見性と洞察力に感銘を受けました。「もっと早く聞けば良かったかなぁ～」と後悔しましたが、それはもう後の祭り…でしかありませんでした。

June 25, 2006

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不撓不屈～ダークサイドとの決別

飯塚毅先生が国税庁の部長さんを多くの人が見ている前で叱責したことが、飯塚事件が長期化した理由の一つとも言われています。人間は誰でも誇りを持って生きています。そのプライドを必要以上に貶めることは、思わぬ怨念を生みます。この『不撓不屈』から、“いくら正しくとも厳しいことを言う時は、相手の立場をよく考えなくてはならない”と教えてもらいました。後に、飯塚毅先生が約２億円の国家賠償請求の訴訟を起こさなかったのは、そのことを踏まえての決意であったように感じます。ダークサイトから抜け出すためには、前向きな気持ちと強い精神性を持ちなさい…『スターウォーズ』でヨーダがアナキンに言いたかったことが、ここにありました。

June 24, 2006

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不撓不屈～三丁目の夕日

映画『不撓不屈』を観ていて感じたことは、昭和30年代後半の家族の絆の強さです。平成の世になって、家族が困難に直面すると、まず自分のことを考えて行動するのがごく一般的になりましたが、この映画では、父である飯塚毅先生が厳しい税務調査に直面すると、るな子夫人をはじめとする家族みんなが励まし合って、苦境を乗り越えていく姿を淡々と描いています。まさに『ＡＬＷＡＹＳ～三丁目の夕日』で多くの人が気付いた昭和レトロの精神的な豊かさを改めて再確認した…そんな心境です。

June 23, 2006

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不撓不屈～ルーツはここにあり

公認会計士・税理士の飯塚毅先生をモデルとした映画『不撓不屈』が公開されています。この映画は、昭和38年に起きた“飯塚事件”を通して、困難に立ち向かう一人の職業会計人の不撓不屈の生き様を描いたものです。ちなみに当時、私の父は東京の税務署に勤務しており、飯塚先生の顧問先を税務調査したそうです。そして、飯塚会計事務所の業務品質の素晴らしさに驚き、退職後に税理士となってからは目標とすべき職業会計人として尊敬の念を抱き続けました。いうならば、我が会計事務所の原点がこの『不撓不屈』にあったわけで、まさに感慨深いものがありました。

June 22, 2006

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健康診断

先日、５年ぶりぐらいに健康診断を受けました。受診したのは５年前と同じ新宿の検診センターでしたが、職員さんの対応が以前と比べると劇的に良くなっていました。（とっても爽やかでした…）診断結果は、胃と肝臓がちょっとお疲れ…という、想定の範囲内のモノだったので、胸をなで下しました。あと、驚いたのはオプションで腫瘍マーカーが受けられるのです。お金と血液を余計に取られるだけでガンの可能性を調べてくれるというので、私は胆嚢と膵臓を対象とした腫瘍マーカー（料金は2100円）をチョイスしました。結果は数週間後に自宅に郵送されるというので、楽しみに？待つことにします

June 21, 2006

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授業を受けるルール

昨日、真剣に授業を受けるための工夫を紹介しましたが、昔から自分が守ってきたルールを急に思い出しました。それは、「まず先生と仲良くなる」ということです。私は、予備校、専門学校を通じて、できる限り講師の先生に質問をするように心がけました。受講生同志の意見交換も大事ですが、どうしても馴れ合いになりがちです。しかし、講師の先生に質問するとなると、キチンと授業を聞いていないと失礼に当るので、真剣度が違ってきます。そういった緊張感を重ねることで実力がつくのだと私は思っていました。また、質問をすることで、問題点を探し出す能力も磨かれるという側面もあります。税理士受験の頃は、他校のテキスト・答練の質問から大学の論文執筆のポイントまで、専門学校の先生にしました。勿論、ツマンナイ質問をすると「きちんと授業を聞いていたのか？」と怒られましたが、それはそれで良い思い出になっています。ただ、他校教材の質問が禁止されている専門学校（先生）もあるので、その辺は注意して下さいね

June 20, 2006

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やる気を引き出すために

現在、関西学院大学で『税理士のための会計特別講座』を受講しています。４月から１０月までの７ヶ月間、毎月一回梅田キャンパスに行き、９０分の講義を６コマ受講するなかなかハードなモノです。しかも、交通費等の費用負担も相当にツラく、ただ受講するだけでは全くモトが取れません。そこで真剣さを引き出すため、私は一つのルールを設けました。それは、『講師の先生に何でもいいから質問をする。そして名刺交換をして、お礼のメールを必ず送る。その際には自分で作った講義録を添付する。』というものです。これを守るとなると、真剣に授業に取り組まなくてはなりませんし、復習も必要となります。大変ですけど、できる限り守れるように頑張りたいものです。

June 19, 2006

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京都みやげ

昨日は、京都でした。20時46分京都発の新幹線に乗る前に、駅構内の土産物店を覗き込むと見たことのないお菓子（『黒紗』）があったので、思わず1つ購入してしまいました。レジで店員さんに「これ新商品ですね？」と尋ねると「そうです」という答えが返って来ました。これで４ヶ月続けて京都に来ていますが、その都度、新しいお土産が並んでいます。大体は八つ橋系のお菓子なのですが、「さすが京都。お土産に力が入っているな！」という驚きと「こんなコンビニみたいな商品戦略、どこかで破綻するよ」という不安が交錯します。とはいえ「黒いおたべ」「ブラウンシュガーのおたべ」…といった最近の新商品はセンスがあって、みんなから評判がいいから、まあヨシとしましょうね。

June 18, 2006

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大阪みやげ

金・土と大阪だったのですが、お土産でちょっと困りました。折角だから大阪のデパ地下で買おうと意気込んだのですが、東京にもある店が多くてガックリ…いろいろと探してみて、『ＧＯＫＡＮ』という店の「ええもん」というマドレーヌにしました。それにしても、最近は、地域を代表する小売店や飲食店が全国展開を進めたため、その地方でないと利用できない店が減っているように感じます。内装からメニューまで東京・京都・大阪と全く同じ店（とんかつのかつくら）もありましたが、ファーストフードじゃないのだから、地域らしさも織り込んで欲しいですね。大阪に『成城石井』があったり、大宮に『ｉｋａｒｉスーパーマーケット』があったりするのは、やっぱり違和感がありますね。

June 17, 2006

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３つのブログ

現在、私は会計事務所向けの、『10年後の自分に向けての電脳通信』、経営者向けの『経営革新のタネ』、完全趣味の『ミュージックＦステージアム』の３つのブログを書いています。名刺の裏に3つのＵＲＬが書いてあるので、「ネタがよくありますね！」と聞かれますが、ネタ探し自体にはそれほど困っていない気がします。ただ、ネタを文章化して、一つのブログの形に整えるのは相当にシンドいですね。ただ、ブログを３つ書いていても、業務上は何の変化もありません。ですから自分としては、できる限り毎日書き続けて “ちょっと変った税理士が何を考えているか？”をみなさんに分かってもらえれば、それでいいや…と思っています。

June 16, 2006

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会計事務所のブログ

会計事務所で所長先生がブログを書くのはごく当たり前ですが、なかにはスタッフがブログを書いている事務所さんもあります。しかし、スタッフブログといえども勝手気ままに書けるわけではなく、その辺のコントロールが難しくあります。その中でも秀逸なのが、辻・本郷税理士法人のブログとアクティブイノベーション大阪事務所のブログです。本郷先生のところは別格として、素晴らしいのがアクティブイノベーション大阪事務所のスタッフ・ブログです。田中先生の２つのブログに加えてスタッフのブログが４つ。これはもう凄い！と言うしかありません。読んでいると、事務所の人間関係の良さが伝わってきて、羨ましい限りです。個人的には月に一回、京都に行くので“京都近辺情報”が参考になります。

June 15, 2006

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参加型勉強会のススメ

有志で「会社法」の勉強会をしました。参加者各人が分担を決めて発表をし、その後でみんなで討論というスタイルで進行したのですが、これが見事にハマリました。 “本に書いてあるけれど、実際はどうなの？”という疑問点を他者の視点から解決できて、一方通行ではない参加型の良さを満喫できました。会社法のポイントは「実務でどこまで指導するか？」ということなので、会計事務所ごとの事例を聞けるのはとても有難いことでした。通常業務をしながら定款の作成までを短期間でこなすのは不可能と言えます。ですから、どのような年間スケジュールで会社法に対応していくか？は各事務所の腕の見せ所となるわけですが、そのヒントが貰えた…そんな気がする勉強会でした。参加者の皆さん、どうもありがとうございました。（司会者としては準備不足をお詫びいたします）本当は、今月末までに税制改正の勉強会もしたいのですが、これはちょっとムリでしょうね。

June 14, 2006

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ブログ人脈

昨日、『名古屋で大学講師をする税理士さん』こと加藤厚さんとお会いしました。加藤さんは、始めるのは簡単だけれども続けるのは並大抵ではないブログを890日更新し続け、22万アクセスを達成した“士業ブログ界の鉄人”です。ほんの40分ほどしか時間はありませんでしたが、有意義な時間を過ごすことができました。初めてなのに、話を聞いていて「あっ、あの話のことだ」「なるほど、こんなことだったのか！」と思えるのは、ブログ人脈でこその体験でしたね。

June 14, 2006

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会社法は難しすぎる？

12日の日本経済新聞に“会社法は難解という声が渦巻き、株主総会を目前に控えた企業の担当者に戸惑いが広がる”という趣旨の記事が載っていました。この記事では“専門家が翻訳できなければ一般の人には理解不能な条文構成である”と指摘していましたが、これでも以前の商法と比べれば格段に分かりやすいと思ったので、ちょっと意外に感じました。また、日経産業新聞では、『会計参与　遠い定着』と題して、会計参与の普及の難しさに触れています。記事の内容については、若干不満な部分もありますが、“中小企業、税理士、そして金融機関が、会計参与設置に向けて積極的に動いていない”という指摘は残念ながら当っています。この状況をどう打開していくか？が今後の課題でしょうね。

June 13, 2006

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有限会社　さあどうする？

会社法の施行により、既存の有限会社は、有限会社のまま（特例有限会社）でいるか？、株式会社になるか？という選択を早急にしなくてはなりません。いろいろな方の話を伺っていると、ほとんどの有限会社が現状維持を選択しているようですが、ソフト開発会社のようなＩＴ技術系の業態については株式会社化を望む声があるようです。ソフト開発会社の場合、取引先が名立たる上場企業というケースがあるので、中身も大事ですが、見かけも重要になってきます。よって株式会社化して“今後事業を伸ばしていきます”という意思表示する必要があるのでしょう。

June 12, 2006

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取締役の任期何年にすべきか？

会社法の施行により、今まで２年だった株式会社の取締役の任期が最長10年まで延長できるようになりました。登記費用を考えると『10年』という選択がベストですが、様々な理由から慎重な対応が求められます。その一つは、「取締役の解任リスク」です。任期途中で取締役を解任した場合、残りの任期分の報酬を損害賠償として請求される可能性があります。でも任期が短ければ、“任期満了したら再任しない”という選択肢が取れるわけです。もう一つは、「任期が10年という会社が信用できるか？」という問題です。“取締役が１人で任期が10年という会社は会社組織としてのチェック機能が相対的に低く、コンプライアンスの上で問題がある”と金融機関が判断する可能性も考えられます。会社法では機関設計が自由となりましたが、それは“会社の自主性が求められること”を意味します。経営者は、様々な要因を考え、“どの方法が自分の会社にとって相応しいか？”を判断する必要があるのです。

June 11, 2006

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楽しく生きるヒント

ブラジル在住の新渡戸樹里さんが、1年ぶりに日本に帰ってきて、驚いたことがあったそうです。それは、帰りの電車が、酔っ払った人、マスクをつけた人、クタクタに疲れきった人で溢れていたことです。日本では極々当たり前の光景なのですが、ブラジルでは想像できないそうです。なぜならば、ブラジルでは公共の場で酔っ払ってフラフラしている人はいませんし、花粉症がないのでマスクをしている人もいませんし、どんなに疲れていても人々の表情には生気があるのです。また、電車の中の日本人は携帯電話ばかり見ていて誰も目を合わせてくれませんが、ブラジルの人たちは堂々と見つめて、目が合うとニッコリしてくれます。新渡戸さんはこの暖かさがとても好きで、“ブラジルの生活には楽しく生きるヒントが詰まっている”と感じているのです。（2006年4月24日　ビジネスアイ　新渡戸樹里コラムより）

June 10, 2006

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ｉＰｏｄとネクタイの融合？

ネクタイ大手の三松商事は、iPod用ポケットをつけたネクタイ『ｉＰｏｃｋｅｔ』を発売しました。これは裏地に9×5センチのポケットがあり、iPodシャッフルを収納できるというネクタイなのです。ポケットの上からiPodのボタンを操作できるといった工夫も随所にあり、クールビズで落ち込んだ夏場のネクタイ需要アップの秘密兵器と期待されています。ちなみにお値段は1本6825円とちょっと高めですが、今夏3000～5000本の売上を見込んでいます。（参考資料2006年5月29日　日経ＭＪ）

June 9, 2006

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税効果会計

現在、“税効果会計”と奮闘中です。毎年思うのですが、税効果会計というのは理解し難いですね。計算自体は法人税申告ソフトがしてくれますが、正しいかどうかの検証は人間がしなくてはなりません。これが思いのほか大変なんですが、今年はソフトがいまひとつ頼りないような感じがするので…例年以上に慎重にやっているのです。現在は、マイナーなイメージの税効果会計ですが、中小企業の会計指針との絡みでポピュラーなものになる可能性が少なからずあります。そうなった時のための予行演習？と思って頑張っています。

June 8, 2006

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四半期配当　120社を超す

会社法施行に対応し、上場企業が事業運営の基本ルールである定款を相次いで変更しています。四半期配当を可能に　トヨタ　ホンダ　新日本電鉄　カスミ　三越　ファミリーマート取締役会の書面・ネット会議を可能にする　日揮　ＪＳＲ　カフー　ＮＥＣ　ＨＯＹＡ　ＮＴＴ経営に関する詳細な情報ネットを活用して開示する　鹿島　ローソン　信越化学工業　東芝　日産自動車　三菱地所社外取締役の賠償責任に限定する契約を可能にした　三菱マテリアル　三井物産　伊勢丹　ヤマトホールディングス　日本航空　法曹関係の有力候補のスカウト合戦が激しくなっていることもあり、約250社が採用した会計監査人の賠償責任に限定する契約を可能にした　　セイコーエプソン　明治製菓　小糸製作所　コクヨ　阪急百貨店　監査に対する不信が高まり、約50社に留まった（参考資料：2006年5月21日　日本経済新聞）

June 7, 2006

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村上ファンド

東京地検特捜部はインサイダー容疑で村上世彰容疑者を逮捕しました。フジサンケイビジネスアイが、「資本市場の原理原則を企業経営者に突きつけながら、自らは“村上個人商店”から脱皮できなかったコーポレートガバナンスの甘さは、村上ファンドの投資家に対する裏切りにほかならない」と村上容疑者を非難していましたが、確かにそうだと思います。しかし、株主と経営者とが緊張感のある関係であるべきという考え方を日本にもたらしたのは村上ファンドの功績の一つであることは間違いないと思います。それにしても、昨日の逮捕前の記者会見、とても不思議な会見でした。村上さんの発言を聞いていて “頭のいい人だなぁ～”という印象を持ちましたが、だからこそ“じゃあ何でニッポン放送の株をライブドアに売ったの？”“何で阪神の株をあんなに強引に買ったの？”という疑問を感じずにはいられませんでした。

June 6, 2006

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月曜日、何を買う？

ビジネス週刊誌は、月曜日に　『ダイヤモンド』　『東洋経済』　『エコノミスト』　といった３誌が発売されます。私は、毎週どれか？1誌を買いますが、同じような編集の雑誌なので、決め手は表紙に書いてある“特集”の内容次第となります。たぶん、同じような買い方をする読者が多いと思うので、編集者も“特集を何にするか？”で大いに悩んでいるのではないでしょうか。（結果として、特集タイトルと実際の記事の中身がズレている時もあったりします）で、今週選んだのは、この３誌ではなく、ちょっと毛色の違う『読売ウィークリー』でした。決め手となった特集記事は「06就活にバブル再来！」でした。まっ、これは他誌が同じような感じの特集だったので、横道にズレた…というのでしょうね。

June 5, 2006

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３つの資本

会社法の施行により貸借対照表の「資本の部」は「純資産の部」に変更となりました。そして、従来まで同じだった「株主資本」「自己資本」「純資産」の３つの資本の概念が異なる内容を指すようになったというわけです。決算短信の発表を間近に控え、上場企業の間では、『３つの資本』の存在がクローズアップされています。それは、まず株主資本利益率（ＲＯＥ）などの指標を算定するにあたり、「純資産」、「株主資本」のどちらを使ってもこれまでの「資本」の概念と異なるため、指標の水準が切り替わったり、連続性が失われる可能性が出たことから始まりました。金融庁と東証は、このような不安を解消する為に、従来の「資本の部」に近似している「自己資本」という概念を使って、ＲＯＥなどを算定するようにしたのです。この決定により、指標の連続性は保たれるのですが、「純資産」、「株主資本」、「自己資本」と『３つの資本』が混在することとなり、しかも「株主資本」のように以前とは違った内容を意味するものもある為、混乱を招くことが懸念されているのです。ちなみに、概念としては「純資産」が一番広く、次に「自己資本」、そして一番範囲が狭いのが「株主資本」となります。（参考資料：2006年6月2日日本経済新聞）

June 4, 2006

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総合的判断の必要性

実質一人会社の増税を避ける対策として、株主を増やすことが考えられます。しかし、会社法のことを考えると、株主が複数いるのに取締役会を設置しない機関設計をすると、後々で紛争の種になる可能性があります。会社法で認められた種類株を設定することで後継者の不安を取り除くことが可能になりました。しかし、現段階では相続税法上の取扱いがハッキリしないため、その効果を明言することができません。このように、税法の側面だけ、会社法の側面だけで判断したりすることは非常にリスクが大きいのです。税法、会社法、その他の法令等を考慮して総合的に判断することが、これからの経営者には求められます。そして当然のように、職業会計人には複眼的な視野からのアドバイスをすることが求められるわけです。

June 3, 2006

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３歩先行く！新会社法養成講座

山田真哉さんが代表を務める“インブルームＬＬＰ“主催の『３歩先行く！新会社法養成講座』を受講しました。公認会計士、税理士、司法書士の先生がパネルディスカッション形式で解説していく方式だったため、実務家が一番聞きたい税務と登記の現場での対処方法が存分に聞ける内容になっていました。個人的に “機関設計を変更した場合の登記をどうすべきか？” で迷っていたので、今日の研修はとても参考になりました。特に質問に丁寧に答えて頂いた木村聡子先生、緒方美樹先生、ありがとうございました。

June 2, 2006

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ニートよりもエリート

大前研一氏は、「日本では、フリーターやニートばかりが問題にされているが、世界標準のビジネスパーソンを国家をあげて育てるという声が聞こえてこない。今の人材で21世紀の世界で通用するのだろうか？」と最新の著作で語っています。確かに、最近は“格差社会が悪い”という話ばかりがクローズアップされますが、“平均的な人材の創出”ばかりに気を取られていては国力の底上げは難しいはずです。そう考えると、徹底したエリート養成機関があっても良いのかな？とも思ったりします。（私には関係ない世界ですけど…）

June 2, 2006

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さあ、今日から６月です

長かった５月が終わりました。連休から始まり、決算に月次処理、調査に検査、研修の受講と講師、会社法に電子申告と盛りだくさんの１ヶ月でした。あと、暑くなったり寒くなったり…と天候不順な月でもありました。数字的には、電子申告3件、書面添付1件、そして監査率66％とやや厳しメの結果となりました。ただ、課題が明確になってきたので、６月からは改善に努めて事務所の効率化を目指し、来年の5月には「去年より進歩できたよなぁ～」と言えるようになりたいです。さあ、今日から６月です。Ｗ杯狂想曲がいよいよ始まりますね。ドイツと好勝負で幸先の好いスタートを切ったかと思ったら、チケット問題が勃発でやや水が入ったり…と。まだまだ色々とありそうですね。

June 1, 2006

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