新しい駐車違反制度の影響
駐車違反の新制度になって1ヶ月が経過しました。日経の記事(7月6日)によると、「民間摘発は48,000件で、都内の主要路線の渋滞の長さは昨年6月より3割減少した」そうです。この件については、私もお客さんから様々な話を聞きました。「店の前にクルマをちょっと停めることすらできなくなった」「道幅も広く、交通量が多くもない道沿いなのに、クルマで来るお客さんが減った」「ヤマトや佐川の運送会社が、トラックではなくリヤカーを使う為、ガソリンスタンドを利用しなくなった」といった悲観的な話もありましたが、反対に「長時間の違法駐車をする車が減った為、駅前の商店にクルマで来るお客さんが増えた」という前向きな話もありました。この民間摘発制度が違法駐車を減らすことに期待するとともに、この新しい制度を“どう商売に活かすべきか?”を経営者は考える必要があると思います。