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10年後の自分に向けての電脳通信

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2006年08月の記事

全33件 (33件中 1-33件目)

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電子申告率７０％超？

今日２社の電子申告をしたので、今月は決算７社のうち５社が電子申告となりました。…ということは、８月の電子申告率は７１％となり、やっとカッコがついてきました。５社のうち４社が今回初めての電子申告だったので、そこそこ大変ではありましたが、来年からは効率良くできるはずなので、先行投資と考えれば安い？ものと考えましょう。また、当事務所は電子申告は全て私が行うルールになっているので、担当でない関与先さんも訪問する機会を持てるわけです。これは小さなことですが、普段は話す機会が少ない社長さんと時間を共有できるのはプラス要素ですね。

August 31, 2006

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地方税の電子申告

今日、地方税の申告書を初めて電子申告で提出しましたが、思ったより簡単でズッコケました。今までは国税は電子申告でも地方税だけは署名押印を頂くという中途半端な形でしたが、これからは署名押印するモノがなくなり（代表者の方にパスワードを２回入力してもらうだけ）、スッキリしました。法人税、消費税、都民・事業税で、あわせて９枚の申告書と９枚の代理権限証書に署名押印が不要になるというのは、納税者の方の負担が軽減することを今回の申告で実感しました。色々と批判はありますが、住基カードを取るという作業をすれば、署名押印をしなくて済むのは、やはりメリットと言って差し支えないと思います。加えて、会計事務所にとっても、提出作業が不要となるのは大きなメリットです。郵送の準備をしたり、税務署に行ったりする手間が省けるのは望ましいことではないでょうか？

August 30, 2006

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カレーでボケ防止？

“カレーが高齢者のボケ防止に役立つ可能性がある”という学説がシンガポール大学で研究されています。この仮説は、60～93歳のアルツハイマーを発祥していない1010人のアジア人を対象に認識力のテストを実施したところ、カレーを食べている人は、食べない人より成績が良かったという結果から導き出されたようです。ポイントは、カレーのスパイスであるターメリックに含まれている“クルミン“にあるようです。この“クルクミン”、どうやらアルツハイマーを抑制する働きがあるとか…本当かどうか怪しい限りですが、カレーを食べるだけでボケにならないのなら設けモノですね。（2006年8月4日ビジネスアイより）

August 29, 2006

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硬い文章と柔らかい文章

私は、オフィシャルな “硬い文章”を書くのがどうも苦手です。エッセイみたいなものは、まあ場数を踏んでいるので…なんですが、税務署に提出したり、関与先に正式に説明したりする文章はどこまでカッチリと書いていいのか？よく分かりません。反対に、ウチの所長は“硬い文章”が得意です。ポイントを抑えて、言いたいことをキチンと主張する内容に仕上げるのはキャリアの成せる技でしょう。しかし、“軽めの文章”が苦手で、この手のモノは、私が「てにをは」を含めて、校正したりします。人には向き不向きがありますが、それは文章についても当てはまるみたいですね。

August 28, 2006

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電子申告５０％への道

昨日のブログに対するコメントを見て、“なるほど！”と感じました。pooh-tontonさんの「年金申告は電子申告以外は受け付けない。」という電子申告の普及私案、一見すると無茶なように感じますが、実はかなり現実的なプランのように思えました。ウチの関与先さんでも、年配の納税者の方は電子申告にとても協力的です。（会計事務所が是面的にバックアップすることが前提ですが…）この協力的な理由の一つが、“電子政府という国の新しい施策に積極的に関われる”という点があるように私は思います。つまりは、国民に対してキチンと電子申告の普及推進の必要性を説明すべきなのです。もし、国が高齢者の方に“世界トップレベルの電子政府を作るために手を貸して下さい”とお願いする形を全面に打ち出してサポートすれば、状況は変ってくるはずです。（勿論、健康上の理由で対応できない方は紙ベースで構わないです。）で、当然の如く、普及推進のためには（設備投資も含めた）工夫も必要です。例えば、源泉徴収票や控除証明書さえ持ってくればスキャナーで読み込んで、あとは電子署名するだけでＯＫというような仕組みを作れば、手書きより楽ですから、利便性は高まります。このようにやり方は幾らでもあるので、知恵を絞って汗をかいて欲しいです。そして、その過程で、税理士の協力（無料申告相談会等の参加）が必要ならば、ドンドンと依頼すればいいんです。国が本気ならば税理士もキチンと応えてくれるはずですよ？

August 27, 2006

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ＹｏｕＴｕｂｅの躍進と波紋

米国の大手メディアや娯楽企業が、映像の投稿サイトを映画やテレビ番組の流通手段として活用する動きが広がっています。最も名前が知られている『ＹｏｕＴｕｂｅ』は、日本の動画コンテンツが数多くアップされていることから、日本での人気も急上昇しており、利用者数（5月で410万人）もＧｙａｏを抜いて動画サイトのトップに躍り出ました。しかし、この『ＹｏｕＴｕｂｅ』の躍進には２つの問題があります。一つは、著作権の侵害です。利用者がテレビ番組等の録画を『ＹｏｕＴｕｂｅ』に投稿するわけですが、無断投稿も多く、著作権の侵害に当たるケースが後を絶ちません。もう一つが、太平洋間の通信量の急膨張です。『ＹｏｕＴｕｂｅ』の通信量が太平洋間のそれの20％ととなり、このままでは他の通信に影響を与えかねないと言われ始めています。このような事態に対して、日本の通信業界の対応に注目が集まっており、さながら外交問題の様相になっています。（参考資料：7月25日ビジネスアイ＆8月9日日経産業新聞＆8月26日日本経済新聞）

August 27, 2006

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人のフリ見て、我がフリ直せ！

パスポート発給更新の電子申請システムは、開始してから3年間の利用者はたったの133人です。年間の運営費が8億円かかるので、単純計算すると一冊発行するコストは1600万円ということになります。こんな馬鹿げたほど利用者が少ない理由は、その手順のメンド臭さです。戸籍謄本を郵送し、住基カードとカードリーダーを用意し、最後に窓口に行く…という手順を踏まなくてはなりません。これなら最初から窓口に行く方が早く、「ばかげたＩＴ化」と非難が集まっています。（参考資料：2006年7月6日　日刊ゲンダイ）この記事を読んで、「この構造って電子申告に似ている」という感想を持つ税理士さんは多いと思います。　また、「まだ電子申告の推進状況の方がマシなんだなぁ～」と思う方も少なからずいるでしょう。（ちなみに私は両方の感想を持ちました）つまり、日本における電子化というのは、“まだまだ幼稚園並み”なんです。これを打開するには、「国が使い易いシステムを構築する」、「国が特定の民間組織に丸投げする」、「利用者が工夫を重ねて国を動かす」といった方法が考えられるのですが…さて、電子申告はどうすべきなんでしょうか？（私は……ですね）

August 26, 2006

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風が吹いても桶屋は儲からない！

ガソリンの高騰のため、“ガソリンスタンドは儲かっていいなぁ～”と思っている方もいるでしょうが、そんなことはありません。それは、販売価格は上がっているにも関わらず、仕入価格がそれ以上に上昇するため、利幅が縮まってしまい、とても苦しい台所事情となってしまうのです。とても“風が吹けば桶屋が儲かる”という状態ではないのです。しかし、これだけガソリンが高騰しているにも関わらず、“1リットルで53.8円を占めるガソリン税を引き下げろ！”という声があがらないのが不思議です。緊急避難的に税率を下げるのが難しいのは分かりますが、ガソリン価格の下落が期待できない現状を考えれば、見直しについて活発な議論があっても良い？と私は思うわけです。

August 25, 2006

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情報を使いこなせ！

8月17日の日本経済新聞に「“大量の情報から思考が研ぎ澄まされる人”と“安易に情報に乗る人”に分かれ、ネットの使い手の実力が試されるようになる」という趣旨の記事がありました。ネットを使いこなすか？、それともネットに支配されるのか？…結局はリアルな世界もネットの世界も同じいうわけです。ネット情報にリアル情報をいかに付加できるか？が問われる時代がとうとうやってきたようです。

August 24, 2006

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ボーダレス時代だから求められる個性

昨日は、証券会社さんの所内研修の講師（『相続について』）を務めさせて頂きました。相続について簡単に分かりやすく説明するのは、やはり難しいですね。研修後、支店長さんと話をさせて頂いて感じたのは、“金融機関のボーダレス化は間違いなく進むけれど、得意分野をハッキリと持っていないとダメ”ということでした。証券会社、銀行といった業態の垣根はなくなっていくけれど、単に全ての金融商品を扱うというスタンスでは生き残れない…“これなら任せてください！”という目玉商品をキチンと持つことが重要になると痛感しました。また、これは金融機関だけでなく、すべての業種に当てはまると思います。業態の垣根が低くなった時代において、いかに強みを発揮できるか？…がポイントになりそうです。

August 23, 2006

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保険証カード

ＵＦＪニコスは、健康保険証とクレジット機能（医療費支払いだけに使える）を一体化した健康保険証カードを発行することを発表しました。今後は、健保組合との提携を増やし、５年後には100万枚の発行を目指します。家族カードも発行され、現金を持っていない時や緊急時でも診察を受けられるというメリットを利用者が享受されるとともに、健保組合の立場から見ても、保健証発行業務を大幅に軽減でき、運営効率化を図れるというメリットは大きいと思われます。（参考資料：2006年8月18日　ビジネスアイ）今後はこのようなサービスが様々出て来ると思います。それはそれで良いのですが、本来であれば、健康保険証と一体化されるのは住基カードのばすじゃないでしょうか？国民総背番号制の是非も絡むので実現は難しいかもしれませんが、“公的なカードは一枚にまとめる”という方向に向かって欲しいものです。

August 22, 2006

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条文を読んだ体験

自分は受験時代、税法の条文は人並み以上には読んだと思います。ただ、その理由は？…というと、専門学校（ＴＡＣ）のテキストに誤植が多かったため法規集で確認する必要があったという相当にお粗末なものでした。しかし、条文の読み込みの度合が深まった受験直前には、テキストを読んでいて“あれ？”と感じるところは、ほぼ間違いなく誤植というレベルまで持っていけました。また、誤植を確認するだけではつまらないので、ＴＡＣと大原と法規集を見比べて、自分なりの理論を組み立てたりしました。結果として、この訓練を繰り返したことで応用理論に自信が持てました。個人的には、誤植のやたら多いＴＡＣのテキスト（今はどうだか？知りませんが…）には感謝しています。

August 21, 2006

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条文を読む習慣

先日の研修で、増田先生が「最近の税理士試験の受験生は法規集を開かないんだよなぁ～」と嘆いていました。（つまりは専門学校の理論集だけで勉強している…ということです）私自身も税法の条文を読み込む大事さは分かっていたつもりでしたが、今回の租税法の研修で改めてその重要性を痛感しました。それは何故か？というと、租税法律主義や租税公平主義で考えるということは、条文をキチンと理解し、読みこなす力を持ち、理解する力があることが大前提となるからです。そう考えると、受験時代から法規集で条文で確認する習慣をつけるべきでしょう。正しい勉強法というのは一朝一夕には身につきませんので、受験生の皆さん、やるなら今ですよ！（短期間での合格を目指す人にはオススメしませんが…）

August 20, 2006

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租税法と税理士

１６～１８日の３日間にわたって行われた租税法の研修が終わりました。山下学先生と増田英敏先生の素晴らしい講義の後に、参加者が６～７人のグループに分かれて、与えられた裁決事例について研究しました。自分の属したグループは“決算の確定とは”という論点について討論を行いました。この事例研究を通じて、商法の企業利益と税法の課税所得とは必ずしも一致しないことを学び、自分達が当たり前と思っている常識の脆さを知りました。租税法の勉強は奥が深いのですが、習得すれば必ずしや職業会計人の大きな武器になると痛感した３日間でした。

August 19, 2006

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租税実体法

１６～１７日の２日間にわたって、立正大学法学部教授の山下学先生から租税法の基礎を学ぶ機会があり、“租税実体法について”を教えて頂きました。租税法には、租税公平主義と租税法律主義という基本原則があります。担税力に応じた課税でなければならないという租税公平主義と、法律の根拠に基づいて課税すべきという租税法律主義はどちらも大事な原則です。どちらかというと、前者は会計学者や税務行政庁寄りの論理で、後者は純粋法学者寄りの論理です。現実を考えると、法律に書いてあるから何でもかんでも課税して良いわけでもありませんし、担税力のことばかり気にして十分に税金が集まらないと国家は破綻してしまいます。ですから、どちらにも偏ることなく、調和して考える中庸的な理論である租税実体法という考え方が重要になってくるのです。

August 18, 2006

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国民主権と税金

現在、茨城県の守谷で二泊三日の租税法の研修中です。専修大学の増田英敏先生が、「国民主権となったことで、法の下で国民と国が対等の方向に向かった。その結果が、申告納税制度ではないか」という話をされました。なるほど！…と思うと同時に疑問が湧きました。そこで質問しました「源泉徴収制度は国民主権という面からみると、あまり望ましくないのでは？」すると、先生は「少なくとも申告納税を選択できないとマズイね」と仰られました。税を国民主権という切り口で考えてみることで、一つの方向性を感じることができたのは、新たな発見でした。

August 17, 2006

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中小企業と大企業

よく、“中小企業は個人商店”、“大企業は官僚的”と言います。中小企業のうち、家族でやっている個人商店は、組織ができていないのでダメと言われたりしますが、私は一概にそうとは思いません。会社の将来を上場にするならば、家族的経営はダメかもしれませんが、そうでないのならば個人商店というのは個性を発揮しやすいビジネスモデルです。給与等の固定費を低めに抑えるローコスト経営が可能であるのは勿論として、お客さんのニーズに合わせて経営の方向性を臨機応変に変えるという大きな利点があるのです。組織力でお客さんの信頼を得るビジネスモデルも素晴らしいと思いますが、個々人のスキルや人間性で信頼を勝ち得るビジネスモデルも同じように素晴らしいのです。中規模以上の会社が、固定費の見直し等に苦しんでいる今だからこそ、小規模な個人商店がその機動性を活かして利益を出し、景気の建て直しに貢献しているのです。当会計事務所も個人商店です。個人商店の悪いところは十分に承知しているつもりですが、その上で小さいからこその個性を磨き続けていきたいですね。

August 16, 2006

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大企業と中小企業

よく、“中小企業は個人商店”、“大企業は官僚的”と言います。大企業が官僚的であることがあたかも悪いことのように言われますが、それは違うと思います。何千人といった従業員を抱える組織を動かすには、キチンとしたフレームワークが必要です。そうなれば自然と官僚的になるのは当然です。もしも、現場の意見が直接経営者に届くようなフラットな組織体系の大企業ばかりだったら、中小企業は全て大企業の下請けになるしか道はありません。（ですから、実現が限りなく難しい “顧客第一主義”を掲げるような大企業は、真に一流の会社か、お題目を唱えるだけの三流の会社のどちらか？なのです）つまりは、大企業が官僚的だからこそ、個人商店で小回りの効く中小企業が活躍できる場が残されている…と考えるべきなのです。私自身も、上場企業の方と仕事をすることがありますが、やはり中小企業とは違う風土を感じます。効率よく仕事をするためには、批判をする前に、この風土の違いをチキンと理解することが大事なのです。

August 15, 2006

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連休の東京道路事情

お盆休みということで、車の交通量は減っていますが、それでも首都高速は渋滞していました。これは、合流地点の連続の首都高速道路は複雑怪奇で、他府県ナンバーの車にとってはスムーズな運転ができず、そのため渋滞したみたいです。東京で運転する際に注意した方が良いことが二つあります。一つ目は、関西では当たり前のクラクションを使うのは避けたほうが無難ということです。クラクションを多用すると、侮辱されたと誤解される可能性があります。二つ目は、車線変更等をする時は、キチンとウィンカーを出すことです。ウィンカーを出さないと、強引な割り込みをしたと解釈されてしまいます。

August 14, 2006

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職人の技

最近、税務調査のノウハウ本のようなものが出版されていますが、“う～ん”という内容のモノが少なくありません。そもそも“本当のノウハウ”って、そんなに簡単に書籍にまとめるわけない？と思うのです。税務調査に精通している税理士さんの話を聞くと、抽象的だったり、概念的だったりして、“これは絶対ＯＫ！”みたいな方程式はないような気がします。あえて言うならば、それは長年にわたって培ってきた様々な知識や経験が一体化して構成されているものだと思います。つまり、ノウハウを享受するには、受け手側にも一定の以上の知識や経験が必要になってくるわけです。これが税理士だったら、税法やその他法律の勉強と現場の経験ということになるのでしょうね。

August 14, 2006

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目利き貧乏？

昨日の続きです。“普通の人が見過ごす小さなことに気付くこと”って、これはある意味ツライことかもしれません。それは“目がいい人”は概して「自分が分かることをどうして他の人は分からないのだろう？」という孤独感や虚無感を持ちやすいからです。芸術家なら、妥協せずに突き進めば良いでしょう。しかし、サービス業はそれではダメでしょう。“他人が分かってくれない”という現実を素直に受け止められるか？…ここが分かれ目なんでしょう

August 13, 2006

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サービス業で必要なこと

ある漫画での台詞です。全てのサービス業に必要なのは　“目がいいこと”分かりやすく言うと　“普通の人が見過ごす小さなことに気付くこと”目標は色々あっても、結局はその積み重ねなんだガツンときました。これこそが「洞察力の鍛錬」なんでしょうね。

August 12, 2006

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ポケモン・スタンプラリー

最近、日中にＪＲの駅を降りると小さなお子さんとお母さんが目立ちます何かと思ったら、これ、ＪＲ東日本のポケットモンスターのスタンプラリーなんです。基本的に７つの駅でスタンプを押せば商品が貰えるみたいですが、全部集めるとなると９８駅も廻らなくてはなりません。しかも、９８駅は北は高崎線の熊谷、東は常磐線の牛久、西は中央線の八王子、南は東海道線の大船まで広がったエリア内にあるので、全駅制覇には大変な労力が必要となってきます。で、思ったことを…二つ書きます。まず一つは、９８駅廻って記念品を貰い、ネットで売りさばこうという第三者が出て来るんだろうなぁ～ということ。もう一つは、ＪＲ各駅と地域がタイアップすれば、夏休みの思い出イベントができるのではないか？ということです。駅を廻ってスタンプを押すだけじゃなくて、近辺の施設を親子で見学したり、イベントを体験するのは、参加者そして地域にとって意味があると思うわけです。駅ナカを巡って、ＪＲと近隣地域の信頼関係が揺らいでいる今だからこそ！やる意義があるはずです。

August 11, 2006

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環境会計

環境会計とは、“企業が実施する環境活動に、どれだけ環境コストをかけたことで、どれだけ効果を得られたか？を明らかにする仕組み”です。環境会計の実例として、ＩＢＭを取り上げてみます。2004年の環境報告書によると、環境整備にかけた101.8百万ドルの2倍の208.1百万ドルの節約効果と回避効果があることが読み取れ、環境に対するＩＢＭの取り組み度合が分かります。この環境報告書は無料で貰えますので、興味のある方はＨＰで請求してみて下さい。ＩＢＭ、リコー、キャノン、シャープ、花王などがオススメです。また、企業がその取得を全面に出しているＩＳＯ１４００１は、環境負荷の低減などを継続的に実施する環境マネジメントシステムの規格ですが、この取得が環境への配慮の貢献度が高いことを示すわけではないことに注意が必要です。（日本における認証数は世界第１位）

August 10, 2006

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国際会計基準

国際会計基準（ＩＦＲＳ）はどちらかという欧州寄りの会計基準です。当然、アメリカの会計基準とは微妙に違っており、この両者はどちらが真の会計基準に相応しいか？をせめぎ合っています。ところが、最近では両者が歩み寄りをみせて、会計基準の国際的統一が進みつつあります。この流れから孤立しているのが日本の会計基準です。支持してくれる国もなく、孤独な戦いを続けています。いくら優れた部分があるとは言え、世界の流れから取り残されていては何の意味もありません。国際会計基準やアメリカの会計基準に歩みよる必要があるとともに、この現状を職業会計人や実務家に知ってもらう必要があります。あと、国際会計基準＝時価主義というわけではありません。時価主義的な部分がかなり多いのは事実ではありますが、全てを時価で評価はしていません。その辺の誤解を解く必要もあるかと思います。

August 9, 2006

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アジアにおける日本の会計

先週、月に一度の関西学院大学での特別講義を受けました。今回のテーマの一つが『アジア会計』…日々の業務には関係ないけれど、目から鱗でした。とにかく驚いたのは、アジアのほぼ全ての国が「国際会計基準」を採用していることです。でもって、日本だけが「国際会計基準」に異議を申し立ているのが、また厳しい現実。つまり、日本は会計の世界においてもアジアをリードする立場にはないのです。（要するに北のハジッコという位置づけでしかない）しかし、会計基準は国際的に統一化に向かっているのですが、会計倫理は国によって異なっているのが現状です。基準は世界共通だけれども、それをどう運用していくか？はまだバラバラなわけで、ここで日本の出番があるかもしれません。特に、中小企業における税理士制度は、一つの参考モデルとなる可能性もあるのです。というわけで、変な話、海外に目を向けることで税理士制度が存続できるかも？しれないのです。実際、タイは日本の税理士制度の研究をしているみたいですし…

August 8, 2006

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無償独占を考える

zeirishi-seiさんがブログで“無償独占”について書かれていました。税理士業務は、無償であっても税理士資格を持っていない人が行うことができません。しかし、“全ての業態において規制緩和を！“という時流を考えると、この “無償独占”も難しい段階に差し掛かっているように思います。そもそも、税理士業務は公共的使命を有しているからこそ“無償独占”となっているわけです。ということは、税理士が関与先のことだけを考えて業務をするならば、あえて“無償独占”である必要はないのです。このことについて、我々はもっと考えるべきです。「自分は税理士だけど、無償独占でなくてもやっていける…だから我が道を行くんだ」という意見もあるでしょうし、「無闇な価格競争は結果として納税者のためにならない…だから高い倫理性を持った士業による無償独占を維持すべきだ！」という考え方もあるでしょう。とにかく、明確な方向性のないままに、「何となく無償独占が当たり前」という意識が業界で支配的ならば“無償独占”という特権は剥奪される…と私は思っています。

August 7, 2006

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京都

昨夜、兵庫で働いている弟と京都で合流しました。長屋を改造した“北京料理のお店”に行って食事をしました。落ち着いた雰囲気の中で食べる料理は美味しかったのですが、料理自体は“北京料理”というよりは“中華風の創作料理”でした。一夜明けて、折角だから？ということで市内見物をしました。京都駅に荷物を置いて、まずは歩いて『三十三間堂』に。二人とも中学の修学旅行で来ているはずですが、記憶ゼロでした。ということで新鮮な気持ちで見学できました。次にまたまた歩いて『東本願寺』に。足を踏み入れて驚きました。“御影堂”が修復工事のため、パレハブのような建物にスッポリと覆われていたのです。う～ん、ゴジラを観に行ったら？メカゴジラが出てきた？みたいな感じでちょっとガックリしました。この辺でさすがに暑さに降参し、歩くのを止めてバスで『龍安寺』に向かいました。日曜日ということで庭園の前は人だかりでした。ここで弟がヘソを曲げ出しました。「こういった落ち着いた雰囲気なところは人がいない時に来ないとダメだ」…まあ、もっともなことなんですが、観光地なんだから仕方ありません。この後、『金閣寺』にも行こうと思ったのですが、歩き疲れたこともあり、観光を中断して帰ってきました。まっ、何はともあれ、熱中症の危険性も省みず、京都の街をぶらぶらと歩けて面白かった？です。

August 6, 2006

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大阪のセミ

大阪に来ています。梅田駅近くのホテルに泊まってるのですが、今朝、ホテルを出ると何やらブットイ音が耳に飛び込んできました。実はこれ、セミの鳴き声だったのです。このホテル、目の前に小さな公園があり、割と大きな樹が数多く植えられています。この樹におびただしいセミ（たぶんミンミンゼミ）がいて、一斉に鳴いていたのです。大阪のど真ん中で、こんなに凄まじいセミの鳴き声を聞くとは思わなかったので、本当に驚いたと同時にこんなに緑を上手に残している大阪に感心しました。それと、大阪のセミって、関東と比べるとパワーがありますね！　やっばり美味しいものを食べているからかな？

August 5, 2006

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複合機

ファックスを買い換えました。カラーにすべきか？白黒で良いのか？…と色々と悩みましたが、今回についてはカラーコピー機能は見送り、白黒コピー・ＦＡＸ・プリンターの複合機を購入しました。しかし、何と言っても、スキャナーがついたのが嬉しいですね。加えて、念願の「DocuWorks 」も導入しました。紙ベースで保管している者を随時電子化していき、電子帳簿保存法の申請、電子申告の実践と併せてペーパーレス化を進めていきたいです。また、ＦＡＸもパソコンで出力の管理ができるようになったので、必要なものだけプリントすれば良くなったので、カウンター料金も多少は節約できるかな？…と思っています。

August 4, 2006

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知的資産報告書

『知的資産報告書』という任意の開示文書があるそうです。これは、経営者や従業員の能力など数字に表れない有形固定資産に注目する報告書で、有形な資産の少ないベンチャー企業にとって有効な自己表現方法と注目されています。オールアバウトが日本国内で初めてこの知的資産報告書を公表しましたが、この掴みどころのないスタイルの報告書がどの程度まで日本に定着するのか？楽しみであります。（参考資料：2006年4月19日　日経産業新聞）

August 3, 2006

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路線価の発表

１日に2006年分の路線価が発表され、全国の標準宅地の平均価格が14年ぶりに上昇しました。大都市圏だけではなく、地方の中核都市も上昇に転じたのが今年の特徴ですが、下落に歯止めがかからない地域も多く、各地の景況が地価に反映しているようです。首都圏については、一都三県の標準宅地の平均路線価は264,000円で前年比3.5％の上昇となりました。なかでも、東京の中心部の強さは際立っており、東京23区部の標準宅地の平均路線価は628,000円で6.1％の上昇となり、ミニバブル的な動きも懸念されています。地価の下げ止まりが鮮明になったことは経済成長にとってはプラスでしょうが、資産家としては固定資産税の上昇、相続税の負担などが気になってきます。

August 2, 2006

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電子申告セカンドステップ～ペーパーレスへの道

電子帳簿保存法の承認を受けることにより、帳簿を紙ではなく電子媒体で保存することができます（加えて、電子帳簿保存法の改正により、見積書・納品書・請求書、そして３万円未満の契約書・領収書をスキャナーで保存できるようになりました。）その上で電子申告を行うことで、申告書類も電子媒体で保存することが可能となるわけです。つまり、電子申告をすることで会計書類のペーパーレスが完成するのです。現実に全関与先についてペーパーレス化を実現している会計事務所もあり、今後10年でこの動きが進むと予想されます。とはいえ、このペーパーレス化には準備に時間がかかりますので、取り掛かるならば今から準備をしておく必要があるのです。当事務所も遅ればせながらスキャナー付きの複合機を導入し、来るべきペーパーレス時代への対応を開始したところです。

August 1, 2006

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