ウェブ時代をゆく
梅田望夫著の 『 ウェブ時代をゆく 』 を読みました。前著 『 ウェブ進化論 』 で提示された羽生善治氏の 「 学習の高速道路論 」 は、とても新鮮で感銘を受けたことを昨日のように覚えています。本著では、その問いに対する梅田氏なりの回答が書かれていました。それは、“知の高速道路の先にある渋滞に辿り着いた時に選ぶ道は二つある”という考え方です。一つが、専門性をさらに突き詰めて大渋滞を抜けるという“高く険しい道”を行く道で、もう一つが、高速道路を降り、専門性を生かしつつも個としての総合力を活かすという“けもの道”を行く道です。そして、どちらを選ぶかは、その人の考え方次第となる…という結論でした。私だったら、“けもの道”を行きますね、たぶん…