断る力
勝間和代さんの新著 『 断る力 』 を読んでいます。この本の223頁で、勝間さんは 「 空気を読んだ上で、その空気とは違うことをあえて言い切る勇気を持つという戦略を使えるようになるまで、自分の力をつけることを目標にするのです 」 と書いています。これ、確かに正しいのですが、物凄く大変なことです。しかも、この言葉の裏には 「 言い切ることで間違いなく背負うリスクに潰されない 」 という覚悟が求められます。 … なので、そこまでして、若い人達が 『 断る力 』 を身につけようと努力するのか? … やや疑問に思います。しかし、273頁に書かれている 「 自分の軸を持った人同士が組み合わさって、得意分野を出し合い、不得意分野を補い合う 」 … という理想に向かい、日々努力を重ねることは、間違いなく正しいです。そう考えると、この本は多くのことを教えてくれる道標だと思います。あと、255頁に 「 大事なことは、自己啓発本を読むだけのマニアにはならないことです 」 とあったのには、ちょっとドキッとしました。断る力