新第2会社方式
法的整理でスポンサー探しが難航するなか、私的整理では、事業再生を後押しする 『 新第2会社方式 』 が始まりました。これは中小企業庁が創設した新制度で、破綻企業から収益性のある事業を切り出した第2会社の再生計画を経産相などが認定します。計画案の認定には、公正な債権者調整プロセスを経ること、承継事業の8割以上の従業員の雇用確保すること…などの条件が求められます。中小企業庁は、「許認可面の優遇に加えて、後からの優遇措置が発覚するリスクもなく、スポンサーが見つけやすい」と説明します。また、「収益性のある事業」の第2会社に経産相のお墨付きが加われば、スポンサーの出資意欲も沸く…との読みもあるようです。(参考資料:2009年7月18日 日本経済新聞) さてさて、この 『 新第2会社方式 』、実際の使い勝手はどうなんでしょうかねぇ~