中小企業とツィッター
新しい情報発信ツールとして話題が尽きないツイッターですが、本来は大企業より中小企業のほうが向いていると言われます。プラスチック金型メーカーであるモルテックの松井宏一社長は、 「 ツイッターは企業イメージを上げるために役立つ 」 と言います。松井社長は、自分の個性を出すようにするために、プロフィールをしっかりと書いて、フォローするか否かの材料にしてもらいます。また、社長という立場なので、批判や論争はせず、読み手に不快感を与えないように心がけています。『 豚組しゃぶ庵 』 を運営するグレイスの中村仁社長は 「 メニュー作り1つにしても、お客さんの生の声を聞けるようになった 」 「 良い常連さんが何倍も増えた 」 と言います。ポイントは、店の公式アカウントを表玄関とし、中村社長の個人アカウントを勝手口とすることです。勝手口の中村社長のアカウントは商業色の薄れたものとなり、結果として多くのフォロワーを獲得しています。ひらまつたかお氏は 「 ツイッターは中小企業にとって大きなチャンス 」 と言い、 「 躊躇するよりまず早く始めるべき 」 と勧めます。でも、私個人の意見としては、そんな簡単なもんじゃないと思います。やるなら、覚悟を決めてやらないと大怪我をする可能性もあるわけですし…ツイッターで会社をPRする本