東京よ、冷静になれ
『 東京よ、冷静になれ 』 …これはAERAに連載されている野田秀樹 ( 劇作家 ) のコラムのタイトルです。そこで彼は、こう書いています。「 東京に住んでいる人々は、空前の大震災を被った羅災者の気分でいる。毎日毎日、何かに煽られている。」「 あまりにも冷静さを欠く報道の在り方、安易に恐怖心だけを煽るだけのその姿勢。そしてそれに踊らされる人々のあり様。それらが、この未曽有の大災害を、ただ悪い方向だけに導くものだと申し上げたい。 」「 原発事故が明日にもどうなるか分からないのも事実だ。だが少なくとも、今は違う。東京に住んでいる人間は、東北の地が復興するため、原発事故に苦しむ土地を助けるために一刻も早く冷静さを取り戻さなくてはいれないのだ。 」野田氏の意見は 「 もっとも 」 と私は思います。東京は福島から200キロ以上離れており、現時点では健康被害になる放射線が飛んでいません。だから、もう少し冷静になって、災害復興に向けて踏み出すべきだと思います。