ソフトバンクの本当の狙い (^_^)
10月18日付の日刊ゲンダイに掲載されていたソフトバンクのスプリント・ネクステル買収に関する山本伸氏のコメントに驚きました。「 巨額の負債を抱えるスプリント社を買収すれば、ソフトバンクは今後5~6年間にわたって、(利益と赤字を相殺などで)年間2,000億円程度の節税効果が見込まれます。ソフトバンクは年間7,000億円の営業利益をたたきだす優良企業。一般論で言えば、年間2,000億から3,000億円の法人税額になりますが、買収によって大きな減額になるでしょう 」ソフトバンクの利益とスプリントの損失が相殺できるとありますが、外国法人は連結納税対象外です ので、相殺による節税はできません。専門家ではない方 ( 山本氏は経済ジャーナリスト・株式評論家 ) のコメントとはいえ、これはちょっと乱暴過ぎます。夕刊紙だから許される範囲なのでしょうが、この手の記事はハナシ半分ぐらいの気持ちで読まないとケガをしちゃいますネ。