稲盛和夫の叱り方
ブレジデントの最新号、素晴らしい特集でした。JAL再生が単なる美談ではないことがヒシヒシと伝わってきて、帰りの電車で一気に読んでしまいました。JALの会長に稲盛さんが就任した時、メディアを賑わせたのは「再生なんてできるわけない」「JALは京セラに食い物にされる」といった話でした。で、成功すると、やっぱりスゴイという話と偽りの成功であるという話になります。要するに、メディアってかなりいい加減であり、人間の感情というのは複雑であるということになります。 この特集を読んで感じたのは、稲盛さんは一貫している人だということです。完璧な経営者なんているわけないし、人間には相性というのもあるから批判があるのは一向に構わない。でも、稲盛さんの考え方は間違っていない、あとはそれを自分の生き方にどう活かすか?というだけの問題だと思いますね。