ベラルーシ
ベラルーシは人口が900万の小国ですが、ITが強い国です。EPAWシステムズというアウトソーシング会社は、アメリカの企業より安くて早いので、グーグルなどのIT企業が基幹システムを発注しています。その強さの秘訣を大前研一氏は 「 独裁者であるルカシェンコの存在 」 と言います。ベラルーシの若者は独裁者を嫌い、国を出たいと思っているため、英語とITを猛勉強します。なぜなら、ITはイデオロギーフリーですし、英語は世界中で仕事をするためのスキルです。結果として、高能力で低コストの労働力が創出されます。 中長期的に考えると、優秀な労働力が流出して衰退するのでしょうが、短期的には独裁者がいるこそ国が栄えたとも言えるわけです。( ちょっとムリがあるかなぁ~ )