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今回は、プロヴァンスより、『ビオロジック』により
ワイン造りを実践。 星付きレストランもオン・リストする注目の生産者、 『ドメーヌ・ミラン』より、オーナーの アンリ・ミランさんと奥様がご来店。 かなりこだわったワイン造りの方なので、寡黙な方だったら どうしよう…と思っていましたが、とても気さくな方で、 数日前から日本に来られていた感想も交えて、たっぷり 語ってくださいました。 ビオロジックにこだわり、自然に逆らわず、瓶詰めも 月の動きとともに時期を決め、SO2の添加はほぼ僅か。 ワインに悪影響を及ぼすものは極力排除したワイン造り。 ノンフィルター、ノンコラージュワインの彼のワインは 繊細で、自然な旨みに溢れ、後々に複雑さを増す。 温かみのあるワインで大好評。 今回は、日々変化がある彼のワインをより楽しんで頂こうと、 初登場のロゼワイン、『ロゼ・ウッフ』を1週間前に抜栓 したものと、会の直前に抜栓したもので比較。 更に楽しんで頂く為に、レッド・ベリーのタルトをご用意しました♪ 11度位の温度で1週間保存したワインをテイスティングして 皆さんビックリ! 甘みや旨みはそのままで、よりすっきりした印象に。 どちらも甲乙付けがたく、ミランさんも『どちらもいいけど 僕は1週間後のほうが好きかなあ』とおっしゃっていました。 どのワインもより美味しく飲んでもらう為に、 より良い保管温度や、飲む時の温度もお話も。 その他のお問い合わせも途切れることなく終了時間まで続き、 色んな『ビオロジック』への疑問も解消され、 参加された皆さんもワインを楽しんでいらっしゃいました。 セミナー終了後は殆どの方が購入して帰られる姿が! じっくり時間をかけて楽しんで下さいね~♪ ご自身が、以前に飲んでいたワインに頭痛がおきたことが きっかけで、法律家(判事)の仕事を捨ててワイン造りに専念。 『ワイン造りは難しくないが、素晴しいワインを造るのは 難しい。学問や知識として教えてもらうことに頼らず、 自分の味覚を信じ、様々な生産者の方とコンタクトをとることで 手間がかかり、収量が減っても、よりワインに負担をかけない 方法を実践しています。』 とおっしゃっていたのが印象的でした。 『ビオロジックに特別なことはなく、愛と注意力だけなんですよ。』 とも。 そういえば、当初造っていなかったという白ワインを造る キッカケも、ボルドー育ちの奥様が、『プロヴァンスで美味しい 白が飲みたいわ♪』とおっしゃったことがきっかけとか。 …これも愛ですね ご参加頂いた皆様、アンリ・ミランさん、奥様 ありがとうございました。 小西 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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