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日々の暮らし

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2017.07.05
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テーマ:一枚の絵(255)
カテゴリ:カテゴリ未分類

「おにいちゃん!」は、兄ではなくて、従兄弟です。
実の兄の事は、名前で呼んでいました。
おにいちゃんは、父の姉の長男さんで、幼いころ私達の実家に棲んでいたそうです。
父の姉である伯母さんは、ご主人を戦争で亡くしました。
終戦後、私達の実家に引き揚げてきて、当時は大家族だったそうです。
私達の両親とも一緒に暮らしていたそうです。
私達が生まれた頃は、近くに引っ越していったそうです。

おにいちゃんとの思い出は、子供の頃遊んで頂いたことです。
雪が降ると、滑り台を作ってくれたこと、
鳴瀬川を渡って遊びに行く時に、
木の橋がゆれていて、怖くて渡れなかった時、おんぶされて渡ったこと。
寝坊のおにいちゃんを起こす時、布団のうえに私達兄弟姉妹が乗って揺り動かしたこと、
おにいちゃんが、教員になって、近くの小学校に赴任してきた時のこと、
町の学校の合同体育会が開かれた時、おにいちゃんをみつけて嬉しかったこと。

高校になって、伯母の家にお世話になって、3年間通った時、
おにいちゃんと、お嫁さんと、4人でトランプ遊びや、ビールまで飲んで、夜遅くまで楽しかったね。
おにいちゃんの子供たち3人の子守も引き受けて、自分が遊んで頂いた時のように、
雪だるまや、かまくらを作って遊んだり、工作を作ってあそんだり、
子供と遊ぶのが楽しかったことが思い出されます。

昨年伯母さんが99歳であの世に旅立った時、おにいちゃんの痩せた姿をみて、おどろきましたが、
数年間病と闘って、頑張ってこられていたのでした。
一昨日、伯母さんの一周忌の時には、もう、床から起き上がれないくらい力がなかったそうです。
そして、今日、おにいちゃんは、ご家族に見守られながら、天国に旅立ちました。
いつも優しい笑顔で皆の事を気遣っていてくださったおにいちゃん、
父とは9歳違いで、兄弟のように仲良しだったおにいちゃん、
たくさんの思い出をありがとう。
(享年80歳)






鳳鳴四十八滝






看板の写真です

絵を描いている途中で訃報をきき、途中で投げ出すわけにもゆかず、
仕上げましたしょんぼり







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最終更新日  2017.07.05 01:39:24
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