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2021.01.07
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カテゴリ:鑑賞会
40年来の友、おとめ座K子さんは車で5分くらいの所に住んでいます。
思い出した時に連絡を取り合って、
お出かけや、畑のお手伝いなどを楽しんでいます。
4日の日に、ラインメールがK子さんからありました。
2カ月ぶりでした。
宮城県美術館で開催されている
「奈良・中宮寺の国宝展」を観にいこうか!と
意気投合しました。

翌日5日午前10時半頃に美術館に車で迎いました。
駐車場は満車一歩手前状態でしたが、
スムーズに駐車できました。
会期が12日までです。
受付まで間隔を開けて少し並びましたが、
スンナリと入場できました。
会場内も密にならない動きでした。





ー美術館内でー

今回は、東日本大震災復興を祈念して、
中宮寺に伝わる貴重な寺宝を展示。
中宮寺は、奈良・斑鳩の法隆寺の東に位置してあり、
聖徳太子の御母
穴穂部間人皇后(あなほべのはしひとこうごう)が崩御の後、
寺院にされたと伝わっています。
その後、鎌倉時代に信如尼による復興を経て、
室町時代には、宮家の王女を迎える尼門跡寺院になったそうです。
現存最古の尼寺なそうです。

そのような歴史を辿る生活からはかけ離れている私ですが、
約1400年という長年の月日を経て、
現代まで保存されてきていて
有名な「菩薩半跏思惟像」ぼさつはんかしゆいぞうを、
この機会に観られるとは、とても貴重なことと思いました。





ー購入したファイルを撮影ー


ご本尊、菩薩半跏思惟像は、飛鳥時代に制作されたそうです。
本来のお姿は肌色の体に装飾を身に付けられていて、
衣の色も朱色に近い色合いだったそうで、
現在は黒光りしている漆が全身を覆っているそうです。

その会場内に入った瞬間、
感動のあまり、声が出そうでした。
広い部屋に鎮座されていて、前屈みで美しい。
神々しいと言いましょうか?

木像で、不規則に組み合わせて造られていることで、
前屈みで、穏やかな丸みのある線が作り出されたそうです。
とても、細やかで端々に美しさが感じられました。
尼寺の奥ゆかしさも感じられるような気がしました。


他にも、見ごたえのある重要文化財「文殊菩薩立像」
ふすま絵「花鳥散図襖」
国宝「天寿国繍帳」の複製など、他多数。

東北で初めての公開とのことで、
今回、お正月早々観られて、幸運に思いました。

友人のK子さんは、知識が豊富で感性が豊かです。
私には持ちあわせていないところに尊敬を抱いています。
彼女の感想に耳を傾けて
刺激を頂いた一日を過ごしましたちょき














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最終更新日  2021.01.07 06:44:42
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