ちちん　ぷい　ぷい

以前　録画していた　第16回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品　『枯れ葉剤被害は終わらない～報道写真家・中村梧郎の30年～』（制作：長野放送）という番組を　まだ早いかな?と　思いながらbonと一緒に見ました。。

bonには　ちょっと衝撃が強かったかも??しれないけれど　周りでゴミを焼いてい時(田舎ではあったりします・・。)など　実はそこに危険もあるということを　知っておいて欲しかった・・と　いうのもあって一緒に見ました。

知らなければ　身を守っていけない世の中です・・。

アメリカが枯葉剤というものを　戦争で空からまいたこと。
その　枯葉剤にはダイオキシンという　たった１ｇで１万人もの人間を
殺しちゃう　おそろしい毒が含まれていたことを教えました。
ダイオキシンには　発ガン性　催奇形性があること。
目には見えない物質ですが　体内蓄積されるものであること。
戦争が終わってからも　奇形の子が生まれるわけは放出されたダイオキシンは
土壌に蓄積され　雨で川に流れ　プランクトンに蓄積し、
食物連鎖を経て濃縮されていくこと　そしてそれを　
人間が食べた結果であることを　知らせました・・。

(紙に絵を書いてどんどん　プランクトンは１持っているとすると・・
それを一日10食べる3歳の小魚は　ダイオキシンを沢山持っていて　
その小魚を１日10食べる3歳の魚。
その魚を一日10食べる食べる5歳の魚・・・と続いて　それを食べる人間。
土壌の草を食べる牛　それを食べる人間
土壌の野菜・・それを食べる人間・・・と　生態濃縮の絵を描きました・・。)

bonは　僕はベトナムには行きたくないなぁ～～～。
と　話すので　日本にもダイオキシンはあるんだよぉ。
と　話しました。
地球は一つだし　つながっているし・・と。
　
そして　ダイオキシンは、プラスチック製品を燃やすと発生すると言われていること。
だから　ゴミ分別が大事なこと。
お庭でゴミを焼いてはいけないことを教えました。
(あわせて　ちゃんとした施設で９００度以上の高い温度で燃やせば
ダイオキシンは発生しないと言われていることも教えました。)

子供には　ちょっと刺激の強いお話だったかも知れないし・・
何処まで理解できたか・・は ??です。
けれど　ダイオキシンと環境ホルモンの知識はちゃんとつけてあげたい。
と　思うのです。

何か起きてから「知らなかった・・」と　なって欲しくないから・・。
日本では　ダイオキシン対策がとても遅れていること。
家庭の焼却炉が　ダイオキシンを出すのに理想的であること・・
など　周りには知るとショックなことがいっぱい。
けれど　だからこそ　知らなければ・・・。

と　bonに話しました。
bonには　理解が難しいと思うし　一度では覚えれるものではないけれど・・
ちょっとだけ　環境についてかんがえた　我が家です。

06年に第１回日本科学技術ジャーナリスト賞を受賞

写真集『戦場の枯葉剤』日本ジャーナリスト会議特別賞受賞
戦場の枯葉剤