昨日、特待制度実施の申告の締め切りだった。
申告は334校(私立校773校)となった。
しかし、もっとあると思います。良いか悪いかといえば悪いことですね。
何故今なのか疑問に思っている関係者が多いことでしょうね。
昭和21年12月21日学生野球基準要項として制定された野球憲章だ。
問題となっているのがこの13条
第十三条
選手又は部員は、いかなる名義によるものであっても、他から選手又は部員であることを理由として支給され又は貸与されるものと認められる学費、生活費その他の金品を受けることができない。但し、日本学生野球協会審査室は、本憲章の趣旨に背馳しない限り、日本オリンピック委員会から支給され又は貸与されるものにつき、これを承認することができる。
(2)選手又は部員は、いかなる名義によるものであつても、職業野球団その他のものから、 これらとの入団、雇傭その他の契約により、又はその締結を条件として契約金、若しくはこれに準ずるものの前渡し、その他の金品の支給、若しくは貸与を受け、又はその他の利益を受けることができない。
今まで見て見ぬ振りしていたのに、西武の金銭授受からの発端。
確かに、最近は行き過ぎているのも現状だし、それに歯止めをかけたかったのだろう。
高校野球で、名前を売りたいためにお金で呼び集めていることが問題。
生徒も親もお金を要求したり、それにかかわるブローカーの存在。
そこが問題なのであって、お金が無いと野球が出来ない生徒も出てくるだろう。
プロ野球・高校野球での金儲け主義のために何をやってもいいという環境を
変えないといけないだろう。
学校側の経営が成り立たないというのはナンセンスだ。