あと13日 Yさんと食事
夫の帰任が決まりました。3月25日に完全帰国予定です。と、仲良しの学生Yさんにメールで連絡したら、一緒に食事に行きましょう!と返事が来ました。就職が決まったらご馳走します、との約束を心に留めておいてくれてたのかなあ。大学3年生のYさんは、もう直ぐ大学卒業で、たまたまこの週末、張家港に帰って来ていたそうです。お互いの都合もあり、この日の晩ご飯をご一緒しました。ここで補足説明です。中国の学生さんにはありがちなのですが、 YさんとK.Iさんの話を総合するとこんな感じ。卒業が近づくと、籍は大学に残しつつ、寮は引き払い、大学に指定された?企業に二、三ヶ月ほど、実習生として働きに行きます。その傍らに日本語1級の勉強や、卒論も仕上げたりしつつ、就職先は、実習先とは異なることが多い、そうです。Yさんも実習先とは違う会社に就職が決まり、この日12日(金)に一旦張家港に帰って来て、15日(月)からは、就職先の太倉の会社に出勤、給料は1,500元(21,000円ぐらい)で、寮と食事付き、最初の三ヶ月間のお給料は、8掛けの1,200元だそう、ぬいぐるみの会社で、日本や外国とも取引があり、その翻訳をするのが主な仕事、だそうです。たーさん、帰国が決まってどんな気持ちですか?と聞かれ、そうね、嬉しいです。でも寂しいです。張家港の町とも、ここで親しくなった人達とも、もうお別れだから。ここで過ごした楽かった時間にも、もう戻れないから。学校を卒業する時と同じです。みたいに、答えました。すると、Yさん、全然違いますよ。私は太倉に行きます。友達(玉ちゃん)は他の学校の試験を受けます。また別の友達(べんべんさん)は故郷に帰り、故郷の彼氏と結婚するのかもしれません。みんながバラバラになりました。と言っていました。お支払いは学生さんではなく、私が払うべき、と思ったけど、結局ごちそうになりました。