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今回の災害で栃木・長野と避難していたが、行政の対応は酷いものであった
一足先に長野へ避難した姉の家族が、私達のために市役所へ行き 福島から避難してきたのだが毛布を分けてくれないかと尋ねたところ 目の前に積み上げられた毛布一枚すらもらえなかったという 長野県庁に電話をいれても、あなた達は買ってくださいと言われたそうだ 私達よりも毛布を必要としている方々が数千人いることもわかる しかし、目の前にいる避難民に何一つ手を差し伸べれないとは 本当の支援活動・ボランティアとは言えないのではなかろうか・・・ また、私は産まれたばかりの子供の一ヶ月健診を福島で出来なかったので 長野の昭和以南病院という大きな病院へ子供を連れ受診に行った 健診も大切であったが、もう一つ重要なことをしなければならなかった 妻の会社に提出する書類に医師のサインが必要であったのだ その書類がなければ、子供の保険証も出来ないし会社から育児休暇の間の 給与の保証もされないという大切な書類であった しかし、そこの病院の医者は健診は出来るがサインは出来ないと言う 産まれた病院でサインをいただいてくださいと言われた。 福島から避難してきたから、この病院に来たのだと説明しても 福島に戻って受けるしかないですとさえ言われた。 これが私が福島に戻ってきた理由の一つでもある このような危機的状況でも行政や病院は融通がきかないのか・・・ あきれて物を言う気にもなれない・・・ 日本人は真のボランティアということがわかっていないと 外人である義理の兄は言う。。。 ただし、長野の町の人は温かかった・・・ ガソリンスタンドに寄ったところ 福島から来たのですか?私達は何も出来ないですけど せめて無料で洗車をさせてくださいと従業員が言ってくれた。 上の了解もなくである。 もし上司に怒られたなら自腹をきってでも洗車してくれたのであろう 涙が出るほど嬉しかったことである。 また、長野は福島に劣らず空気がおいしく自然がとても綺麗であった あの素晴らしい自然の中で育った人間の中でさえ、 行政のお役人ともなると与えられた仕事、 上からのお達しがないと動けないという人間をつくってしまうのかと 深く考えさせられた・・・ これからますます東北の人々が大移動するかもしれない その時、各都道府県は避難民に対しての配慮をきちんとして欲しいと願う お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.03.20 14:27:01
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