|
カテゴリ:音楽ソフト
3日連続の音楽系ソフトの話題。
マシンのスピードに不満を感じたとき。とかくCPUのクロック数に目がいきがちですが、最も注目するべき点は、実はバススピード、RAMサイズ、HDの読み書き速度なのです。 バスのスピードはやはりマシン自体を買い換えないと改善するのは難しいですが、RAMサイズと、HDの性能は今のマシンでも改善可能です。 DAW(Digital Audio Workstation)系のソフトウェアで一番頻繁に行う処理は、データをディスクから読んできて、それを足し算してDAC(Digital Analog Convertor)に送るという処理です。(あるいはその逆で、ADCで読み込んで、データをディスクに書き込む) その時に最も必要とされるのは、このデータの受け渡しを如何にスムーズに行うかということ。 RAMサイズが大きければ、アプリケーション自体のCashを大きくとることができて、パフォーマスが上がります。HDの読み書きは、HDのシーク速度だけでなく、PCからの転送速度、特に転送方法などにも注目すると大きくパフォーマンスが上げることができます。 実はトラックダウンに向けて準備中の私も、DAWのパフォーマンスの問題にはたびたび頭を悩ませます。私の場合もやはり最初に起こる問題は、HDの読み書きスピードの限界です。 どんなにパフォーマンスがあるマシンを使っていても、やはりそれ以上の能力を望んでしまったり、あるいは、「フラグメンテーションがなんたらです、、、。」といわれたりしてます。 (いわゆる、バッファーサイズをどの位とるか等、設定の問題もありますね。) Logicや、Protoolsは、作曲することもトラックダウンすることもできるソフトですが、作曲とトラックダウンを同じパラメータ設定では行えません。プラグインインストルメンツを使いたい作曲時は、レスポンス優先。トラックを沢山使いたいTDのときはパフォーマンス優先という設定になります。 しかし、今の作り方は、作曲とアレンジと、トラックダウンに明確な線引きができないので、作業がかわる度にそれらの設定を見直すのもめんどくさかったりします。 それは、作業がまさに佳境、最もパソコンに能力を発揮して欲しいときに起こります。 なんだかんだいっても、一昔前にくらべてかなり使い勝手は向上していますが、それはそれで、人間どんどんわがままになっていくモノです。 「ああ、神様どうか私のMacをもっと利口にしてください。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/07/15 10:36:08 AM
コメント(0) | コメントを書く
[音楽ソフト] カテゴリの最新記事
|
|