Takayuki Nakamura Diary

難しいテーマですね。
今回、音楽ディレクターという立場で、人に作曲を依頼していると、「口ずさめるような良いメロディー」をつくるのが如何に難しい課題かと思います。

良いメロディーを作れる資質は、音楽的な知識や経験や、そういったモノは一切関係ないかもしれません。
むしろ経験や知識というのは、保険みたいなモノで、メロディーを作らなくてはいけないという難しいオーダーを、そのプレッシャーの中で、途中で投げ出したり、あきらめたりしない、そういう物差しにしか過ぎないかもしれません。

せめて、作家にできることは、日々、曲を作り続けること位かな。