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テーマ:夢を叶える人になる(1192)
カテゴリ:愛情いろいろ
大学を卒業し、社会人になり数年経った時、
彼は両親に、結婚がしたいと話した。 相手は、彼より年上。 そして離婚歴があり、子供を二人抱えた女性。 両親は猛反対をした。 そして、彼女に会うことすら拒んだ。 何度も認めてもらえるように説得したが、 聞き入れてはもらえなかった。 ある日、彼は両親と夕食を共にした時の事だった。 突然父親が、未だに彼女との関係が続いている息子に向かって、 「おまえの思いは愛情じゃない、同情心からくる勘違いだ!」 と罵った。 彼は目に涙をいっぱいに溜めて、 「勘違いの愛情でも、一生続けばりっぱな愛情だ!」 と言い切った。 そして、二人は結婚をする。 あれから、20年以上を経過をしているが、 今も仲の良い夫婦である。 そして、二人の子を、 わが孫のように可愛がる彼の両親の姿がある。 彼の勘違い人生に感動を頂戴して、 ワイパーを動かしながら、 晴れやかな気持ちで家路へと向かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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