被害に合わないために…。住宅用火災警報器の悪質訪問販売の実態です!web消防・救急出張所~騙されないで下さいね!
住 宅 防 火 情 報 第1号 消防庁予防課~ 住宅用火災警報器を設置しましょう ~ 8月から11月の間に、消防庁に寄せられた住宅用火災警報器の悪質訪問販売等に関する事例(情報)事例件数28件のうち5件をご紹介します。1.男性2人が来て「住宅用火災警報器がありません。」「回覧が回っているはずだ。」と話し台所の壁に1個設置し、19,900円を請求した。契約書にサインし、請求金額を支払った。契約書は市に提出すると言って持ち帰った。 ~島根県益田市2.販売員1名が訪れ「住宅用の警報器が設置義務になりました。その内、消防署で点検に来ますので、設置した方がいいですよ。」と言われ、1個21,000円(消費税込み)で、計2個購入した。(その後、クーリング・オフ制度に基づき手続き住宅用火災警報器中) ~福島県いわき市3.60歳代女性(一人暮らし)宅に「市から来ました」と男性2人が訪問。 「今度住宅用火災警報器が義務になり取り付けます。」と言い、押し売り的で怖くなり断ったが、ズカズカと入り,台所に1個取り付けた。22,000円を請求され現金で支払うと、2週間くらいしてから領収書を送ると言って帰って行った。その後、怖くなり通報した。 ~秋田県横手市4.70歳後半の夫婦の家庭に本部の方から来た、と男性2が訪問し「住宅用火災警報器の設置が義務になり、取り付けなければならない。」と言って、家の中にズカズカと入って来た。お金がないと言って断ったが「毎月1,500円ずつのローンでも良い。」と言われ、購入を勧められた。以前にも高額な消火器を買わされたことがあるので、その場は断ったが、12月末頃にまた来ると言って帰った。その後、心配になり消防団員に相談した。 ~岩手県九戸郡5.高齢者宅に男性3人が訪れ「電気の安全で、漏電予防のため法律が改正され、警報器を設置しなければならなくなった。」と消防法令改正の印刷文を見せて説明している間に他の男たちが機器らしい物を取り付けた。そして、30万円を請求したが手持ちがないことを伝えると、12月7日に受け取りに来るから用意するように伝え、立ち去った。12月6日13時前頃、先の男から電話でお金の確認があり、数分後に受け取りに来たので支払った。取り付けられた機器は全く感知機能などなく、住宅用火災警報器等の類ではないもの、又残していた工事終了証明書、領収書などに記載されている事業所名や電話には該当がなく、詐欺行為であることが判明したため、その旨を当事者に伝え、警察へ通報した。 ~兵庫県明石市続いて、被害に合わないようにするための、心構えをお教えしますので、ご注意下さいね!消火器の悪質訪問販売も同様の手口で現在もなお、横行しています。