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カテゴリ:城跡と史跡(岡山・広島編)
竹原の街並みは文化庁の「重要伝統的建造物群保存地区」の1つに選ばれており、「安芸の小京都」と呼ばれて、今でも江戸時代末期から明治の初めにかけての旧家が残っています
西側の丘陵部にある西方寺から見た竹原の街並み 白壁の塗籠や格子戸などの旧家がいたるところに残っており、街全体が昔に戻ったような感じです。 旧笠井邸 松坂家住宅 竹鶴酒造 頼惟清(頼山陽の祖父)旧宅 初代竹原郵便局 ポストも当時のままです。 竹原の街並みをめぐりながら「あれ?」と思っていたのですが、お茶屋などの宿泊施設がありませんでした。 西国街道からは外れているので宿場町ではないものの、確か朝鮮通信使の寄港地だったはずです。 そこでメインストリートにある歴史民俗資料館で調べてみることにしました。 歴史民俗資料館 こちらは洋風建築が残っていました。 歴史民俗資料館にも朝鮮通信使のことは全く触れられていなかったのですが、よく考えてみると、朝鮮通信使の寄港地は竹原ではなく、もっと東へ行った福山市の鞆の浦でした。 竹原を訪れて印象的だったのは、極端に観光主義に走らないところでしょうか。 路地に入ると格子戸の前でご近所同士が話をしていたり、生活感にあふれていました。 それでも伝統的な街並みがしっかりっと守られており、竹原のよさを一番わかっているのは、竹原に住んでいる人たちなのかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/12/28 04:20:02 PM
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