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カテゴリ:山登りと山歩き
手頃な低山ハイクコースはないものかと探していると、周南市に太華山という山がありました。
低山ハイクの候補はいくつもあるのですが、標高が低いだけに眺望が失われることになり、手軽さと眺望の両方を満たす山となると、なかなか見つかるものではありません。 特に海を眼下に臨む眺めが最高なのですが、そうなると海面近くから切り立った急峻な山となり、結局は標高の割には苦労するパターンがほとんどです。 今回の太華山もそんな山の1つで、標高は362mで大したことはありませんでした。 それでも徳山港(周南市)の東側の海岸沿いにあるため、スタート地点が海抜0mに近く、山頂までの比高がそのまま標高になるといった感じです。 (海岸沿いの山にありがちですが、地図を見るとこちらも等高線の間隔が狭くなっていました) と言うわけですが、いきなり山頂です。 旧海軍燃料廠のあった徳山港を見下ろす太華山なので、戦時中には防衛のための高射砲陣地が置かれていたようです。 徳山港 現在はコンビナート地帯になっています。 太平洋戦争の戦時中は海軍燃料廠防衛のための高射砲陣地でしたが、江戸時代には徳山藩の守護として、徳山藩第7代の毛利就馴によって不動尊が建立されました。 標高362mとは言え、海岸から切り立つ山頂からは、周防灘が一望できました。 徳山の東側、下松市にある笠戸島 野生のタヌキとヒラメで有名です。 この日は霞がかかって国東半島までは見えませんでしたが、周防灘を眺める特等席にいるような感じでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/03/22 09:37:28 PM
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