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カテゴリ:海・港・岬・灯台
関門海峡を横断するルートとしては、中国自動車道と九州自動車道を結ぶ関門橋、国道2号線の関門国道トンネル、鉄道では山陽本線の関門トンネルと山陽新幹線の新関門トンネルがあります。
いずれも橋かトンネルになるのですが、自転車同伴となると関門国道トンネルの下を通る関門人道トンネルに限られてきます。 実は関門海峡にはもう1つルートがあり、下関の唐戸桟橋と北九州門司港に関門汽船の定期航路があります。 カモンワーフの先、あるかぽーとにある唐戸桟橋 唐戸桟橋からは門司港への定期航路以外にも、巌流島への定期航路や、門司港レトロクルーズの観光航路が出ています。 「しものせき水族館『海響館』」もあるかぽーとにあります。 あるかぽーと東防波堤から見た関門海峡 唐戸市場とカモンワーフ 唐戸に来るとなぜか高雄の旗津を思い出すのですが、何となく雰囲気が似ているようにも思います。 唐戸と門司港の間には関門汽船の航路があり、20分に1本の割合で運航されています。 料金は片道390円で自転車は1台につき200円の追加料金がかかります。 今回は新造船「かんもん」で、乗組員は2人とも二十歳そこそこの女性クルーでした。 おそらく商船系の学校を出ているのでしょうが、この若さで海技士免状を持っているのは羨ましい限りです。 そのキャプテンは唐戸桟橋の狭い突堤内で180度反転した後、フルスロットルで関門海峡に飛び出して行きました。 激しい潮流に加え、大型船舶が行き交う海峡を横断するには、一気に突っ走るのが一番安全かも知れません。 関門海峡の真ん中から見た壇ノ浦の早鞆ノ瀬戸 交通量の多い4車線道路を横切るようなものでしょうが、潮流の激しい時や大型船舶の航行中などは、迂回することもあるようです。 潮流が最も速い時は、まるで川が流れているように潮の流れがわかるのですが、この時はいたって緩やかな流れでした。(ちょうど潮目が変わる頃だったので) 船舶の交通量も少なく、一直線に門司港へと向かって行きました。 途中で船体に「Dole」のロゴが入ったバナナ運搬船の前を通過して行きました。 唐戸と門司の間は直線で1kmもなく、約5分で門司港に到着です。 入港直前に船が横切ったのですが、プロペラを反転させて見事に着岸です。 関連の記事 関門海峡サイクリング~下関~→こちら 巌流島→こちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/03/22 09:34:46 PM
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