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カテゴリ:海・港・岬・灯台
房総半島の海岸沿いを通る道路には愛称が付いており、「内房なぎさライン」(国道127号線)、「外房黒潮ライン」(国道128号線)、そして房総半島南端部を回る「房総フラワーライン」があります。
房総フラワーラインは館山から洲崎・野島崎を経由して千倉まで、太平洋の海岸沿いを通っています。 洲崎灯台から野島崎灯台まで、自転車で走ってみることにしました。 スタート地点の洲崎灯台 実は野島崎まで行ける自信はなく、まずは平砂浦にある南房パラダイスまでは行こうと思っていました。 南房パラダイスのある平砂浦までは、県道257号線が房総フラワーラインとなっています。 途中には安房国一宮である洲崎神社があり、体力を温存したいと思いつつも、鳥居をくぐって150段の石段を登って行きました。 洲崎神社の石段から振り返ると、目の前に広がる太平洋を望むことができました。 右手に太平洋を垣間見ながら、最初はなかなか快適なサイクリングでした。 平砂浦が近づいたあたりから、防砂林に遮られて海は見えなくなり、防砂林が続くだけの単調な道になってきました。 路肩には砂が積もっていて、うっかり踏み込むとスリップしそうな感じでした。 ところで、ゴール地点を目指してひたすら自転車を漕いでいる時や、頂上を目指してひたすら山に登っている途中など、ある曲が突然頭に浮かんで離れなくなる時がしばしばあります。 この日も自転車に乗りながら、ある曲が頭から離れなくなってしまいました。 本日の一曲は、 ♪はるか~草原を、一つかみの雲が、当てもなく彷徨い、飛んでゆく~♪ と、なぜか「草原のマルコ」でした。 おそらくスタートの洲崎灯台で、草が風になびくのを見てしまったのが原因と思われます。 ♪山もなく 谷もなく 何も見えはしない♪ 草原のマルコがずっと頭から離れないまま、やがて南房パラダイスに到着しました。 南房パラダイスに来るのは2回目なのですが、最初の1回で満足したので、今回は中に入りませんでした。 ちなみに中はこんな感じです 2008年11月 南房パラダイスは平砂浦の東端にあり、防砂林を横切って海岸に出てみました。 サーファーが数多くいましたが、平砂浦はサーフの釣りのメッカでもあります。 それでも暗黙の了解なのか、釣りとサーフィンのエリアははっきりと分かれていました。 平砂浦から見ると、水平線上に伊豆大島の全景を見ることができました。 画像では見えるか見えないかですが、肉眼でははっきりと大きく見えました。 平砂浦でまったりと海を眺めていると、つい引き返したくなるのですが、踏ん張って先に進むことにしました。 (♪さあ、出発だ♪ということで。。。) 平砂浦を過ぎると、県道267号線に代わって国道410号線が房総フラワーラインを引き継ぐこととなりました。 国道410号線からは海岸にも近くなり、やがてはるか先に野島崎灯台も小さく見えるようになりました。 太平洋の風にさらされつつも、ようやく野島崎に到着しました。 数々の磯料理のお店が建ち並ぶ中、「あじづくし定食」の看板を見て一軒のお店に入りました。 あじづくし定食 現在ではポピュラーな「なめろう」は、元々は房総が発祥です。 なめろうを焼いた「さんが焼き」、そして定番のアジフライでした。 アジフライはサクサクとしながらジューシーで、アジフライがこんなに美味しいのは意外でした。 調理場のご婦人方は漁師の奥様達でしょうか、さすが魚の美味しい食べ方をよくご存知です。 関連の記事 洲崎灯台(2008年11月) →こちら 洲崎神社(2008年11月) →こちら 南房パラダイス(2008年11月) →こちら 野島崎灯台(2009年10月) →こちら 白浜城(2009年10月)→こちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022/03/09 01:48:12 PM
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