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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:山登りと山歩き
新宿からホリデー快速おくたまに乗ったものの、終点の奥多摩で降りるか途中の御嶽で降りるか、青梅を過ぎてからも迷っていました。
(青梅から先、ホリデー快速の停車駅は御嶽と奥多摩となります) 奥多摩まで行って六ッ石山、余力があれば鷹ノ巣山までと思っていたのですが、あっさり予定を変更して御嶽駅で降りることにしました。 御嶽駅前からバスに乗り、向かった先は「ケーブル下」です。 滝本駅から御岳山駅まで、ケーブルカーだと6分(片道570円)です。 体力は無駄遣いしても、ケーブルカーの交通費は節約しようと、表参道を歩いて登ることにしました。 バスは超満員で50人以上は乗っていたと思われますが、歩いて登る人は10人くらいだったでしょうか。 歩いて登る人は年齢も性別もまちまちで、体力に自信があって山歩きを楽しみたいような感じでした。 (おそらく私のように、単にセコイだけの理由で歩く人はいなかったと思います) 表参道は一般車の乗り入れは禁止されているものの、舗装された九十九折の道が続いていました。 途中には巨木が立っていたりして、パワースポットなのかも知れませんが、木に手をかざしている人も見かけました。 標高939mの御嶽神社まで、標高差約600mの表参道を駆け上がって行くのですが、どうもこの日はペースが上がりませんでした。 鷹ノ巣山にしなくてよかったと思いながらも、想定よりもやや遅れて、参道を登り切りました。 筑波山や高尾山などと同じく、ケーブルから大勢の人が降りて来て、ここからは一緒になって御嶽神社を目指すことになります。 途中には土産物店や宿坊などが建ち並び、平地にある門前町と何ら変わりはありませんでした。 それでも、伝統のある山上の門前町が続いていました。 御嶽神社の御師を務めた馬場家の住宅 御師とは門前町の案内や宿坊の手配などをする人のことだそうです。 丸山荘の宿坊 さすがは昔から山岳信仰として知られる御嶽神社の門前町、その門前町を抜けると武蔵御嶽神社に到着しました。 武蔵御嶽神社の創建は崇徳天皇7年(紀元前91年)とされています。 武蔵御嶽神社拝殿 御嶽神社から振り返ると、日の出山の山頂が見えていました。 御岳山の東にあって、その名の通り日が昇って来るのかも知れません。 鎌倉時代には畠山重忠が赤糸威鎧を奉納し、現在は国宝に指定されて宝物殿に保管してあります。 宝物殿前の畠山重忠像 国宝の赤糸威鎧を始め、重文級の奉納品が保管されており、一般にも公開されているようです。 入館料300円ではあるのですが、ここでは時間を節約することにしました。 山上集落や門前町をゆっくりと見て回りたいところですが、御嶽神社を参拝した後は本来の目的である山歩きに戻ることにしました。 御岳山の神代ケヤキ 大岳山方面への分岐、長尾平 この辺りから本格的な山道になって行きました。 関東100名山 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/03/22 09:20:00 PM
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