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カテゴリ:山登りと山歩き
三頭大滝の先でウッドチップの「大滝の道」から分かれ、目指すは秋川流域の最高峰として秋川渓谷の最奥に君臨する三頭山です。
三頭大滝からは「ブナの路」となって、上流部の沢を渡ったり戻ったりしながら、笹尾根までの登りが続いていきました。 この辺りは秋川の源流部でもあり、さらに秋川は多摩川に合流しているため、多摩川の源流の1つでもあります。 沢のせせらぎを聞きながら、最初はなかなか快適な登りでした。 沢の水量もほとんどなくなってきて、さらには涸れ沢に分岐したあたりから、どうもペースが一定しないようになってきました。 急登が続くわけでもないのですが、原因は予想外の暑さにありました。 この辺りは標高1,500mくらいなので、地上との気温差は9~10度あるはずなのですが、この日は甲府で40.8度を記録するほど、この夏一番の暑さだったそうです。 涸れ沢で陽射しが差し込んできたりすると気が遠くなりそうで、暑さを避けるために登ったつもりが、全く逆効果でした。 下がどれだけ暑いのか知る由もありませんでしたが、ムシカリ峠で三頭山へ続く笹尾根にとりついた時は、ようやくの思いでした。 ムシカリ峠 ムシカリ峠からは東京都と山梨県の都県境を行くようになり、いくつかピークを越えながら、一歩一歩三頭山に近づいているような感じでした。 そして三頭山(西峰)山頂に到着。 三頭山も東京都と山梨県の都県境にあり、少し歩けば山梨県なので、「ちょっと山梨に行って来る」みたいな感じです。 三頭山は東峰・中央峰・西峰に分かれており、西峰に三角点と山頂標識がありました。 西峰(標高1527.5m) 大岳山・御前山と並んで奥多摩三山に数えられています。 それにしても夏の奥多摩山系では天候に恵まれません。(なぜか山頂付近だけ曇り空) 三頭山からは富士山や丹沢・奥秩父山系も望めるはずなのですが、季節が悪いのか、日頃の行いが悪いのか、眺望はありませんでした。 三頭山を後にすると今度は東に向きを変え、檜原村と奥多摩町の町村境にある急な稜線を下って行きました。 途中見晴らし小屋に立ち寄ったものの、名前とは裏腹に全く眺望はありませんでした。 冬場だと眼下に奥多摩湖が望めるでしょうか 鞘口峠 鞘口峠が都民の森メインの施設である森林館へ最も近く、10分と歩かないうちに木材加工センターが見えてきました。 最初に森林館をスタートしてから、3時間で再び森林館に戻って来ました。 森林館にはレストランがあり、まずは生ビールにありつくことができます。 バス停でバスを待っている時、隣にいた 奥多摩は歩きづらい印象があって足が遠のいていたのですが、やはり名山が多いと思っています。 関東100名山 山と高原地図 23 奥多摩 るるぶ奥多摩青梅あきる野アウトドア&レジャー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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