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カテゴリ:山登りと山歩き
数々の「頭文字D」のバトルの中で、あえてBEST3を選ぶとすれば、
秋名山(榛名山)でのVS高橋圭介(RX7FD3S)、碓氷峠旧道でのVS真子&沙雪(シルエイティー)、そして正丸峠でのVS秋山渉(86レビン) と、個人的にはこの3戦を選びます。 秋名山でのVS高橋圭介は藤原拓海のデビュー戦、碓氷峠でのVS佐藤真子は初の遠征、正丸峠でのVS秋山渉は初のハチロク同士のバトルでした。 その秋山渉とのバトルの舞台、正丸峠に行ってみようと、西武秩父線の正丸駅をスタートしました。 正丸峠から伊豆ヶ岳へのルートは、「関東ふれあいの道」にもなっています。 正丸駅からは舗装道の一本道になっているのですが、実は以前伊豆ヶ岳に登ったことがあって、その時にも通っている道です。 10年以上も前の話ですが、伊豆ヶ岳の登山道はよく覚えているのに、登山口までの道は全く記憶にありませんでした。 途中にある安産地蔵 金の胎内仏を持つとされ、古来よりこの大蔵山地区ではお産で命を落とす婦人はいないという霊験あらたかな地蔵尊ですが、全く覚えていませんでした。 真夏にアスファルトの舗装道を歩くほどの苦痛はありませんが、しばらくすると伊豆ヶ岳への分岐点に来ました。 ここには馬頭観音があって何となく覚えているのですが、ここからが伊豆ヶ岳への直登ルートであり、伊豆ヶ岳への最短ルートともなります。 実は奥武蔵の山にはトラウマがあって足を踏み入れることができなかったのですが、そのトラウマの原因がこの伊豆ヶ岳の直登ルートです。 再びこの道を行くとさらに傷口が広がることもあり、ここはそのまま舗装道を直進して正丸峠を目指すことにしました。 舗装道が終わると山道となり、薄暗い杉の植林帯が続きました。 色々な信仰が残っているようで、「お申講」の祠がありました。 途中で旧正丸峠と正丸峠の分岐があり、「関東ふれあいの道」では正丸峠の方になっているのですが、ここは旧正丸峠のルートをとって、さらに植林帯の斜面を登っていきました。 わざわざ車道を通る方を選びました。 杉林をひたすら登ると、ようやくその先にガードレールが見えてきました。 普通は徒労感のあるところですが、「いよいよ来たな」と思ったのは正丸峠ならではでしょうか。 そして山道から車道に飛び出すと、そこは正丸峠の旧道です。 あちこちでガードレールがへこんでいて、まさに正丸峠の旧道です。 イニシャルDの描写がリアルなだけに、本当に藤原拓海と秋山渉が走っていたのではないかと思ったほどでした。 私のパジェロもFRですが、とてもあんな走りは無理だと思います。 頭文字D 2nd Stage(字幕はイタリア語) 正丸峠のことや同じハチロクでも違うことなど、イニシャルDらしく色々な人が解説してくれています。 バトルシーンを思い浮かべながら車道を行くと、いよいよヒルクライムの終点である正丸峠に来ました。 赤城レッドサンズの高橋涼介、高橋圭介、中村賢太がギャラリーしていた峠の茶屋 峠の茶屋からはやはり下りになっています。 頭文字Dのシーンは夜なので眺望はありませんが、昼間の正丸峠からは奥武蔵野の山々を望むことができました。 赤城レッドサンズが陣取っていた階段は実在していて、「関東ふれあいの道」の旧正丸峠へと続く道になっていました。 正丸峠が「峠の歴史をしのぶみち」の起終点でもあります。 旧秩父往還の峠道も捨てがたいのですが、ここは同じく正丸峠を起終点とするもうひとつの道、「伊豆ヶ岳を越えるみち」を行くことにしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/03/22 09:18:37 PM
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