|
テーマ:旧街道めぐり(188)
カテゴリ:東海道五十三次
湯坂路から分岐して、旧東海道の箱根東坂にある畑宿へと下りてきました。
畑宿から箱根の坂を下って湯本へ戻ることもできるのですが、ここは箱根の坂を登って元箱根に向かうことにしました。 畑宿の旧東海道 畑宿は小田原宿と箱根宿の間にある「間の宿」で、名物のそばや箱根細工などのお店が今も並んでいました。 箱根寄木細工「すぎや」 箱根細工の歴史については、戦国時代の小田原北条氏の頃から作られていたと記録にあるようです。 畑宿の一里塚付近にある「桔梗屋」に入り、「名物」と書かれたとろろそばを食べてみました。 好き嫌いはほとんどなく、とろろも嫌いではなのですが、そばだけで食べても美味しかったかも知れません。 (納豆は苦手な方なのですが、なぜかとろろは大丈夫です)。 ところで、とろろを広めたのは 弥次さん喜多さんの「東海道中膝栗毛」にも登場し、広重の風景画にも描かれています。 畑宿の一里塚からは旧東海道の石畳が残っており、当時を思いながら箱根の坂を登って行きました。 実は畑宿から先の東海道は徒歩で通ったことがなく、これまでは文明の利器を使って箱根七曲りを登り下りしていました。 道路脇から改めて見てみると、クレイジーとしかいいようがありません。 旧街道の方は七曲りをショートカットしながら登って行くのですが、ドライバーからすればこちらの街道トラベラー方が狂気の沙汰なのかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[東海道五十三次] カテゴリの最新記事
|