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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:名所江戸百景
この季節、京成本線の堀切菖蒲園駅界隈では、いつにない賑わいを見せています。
電車で行くまでもないので、自転車で出かけて行きました。 「葛飾菖蒲まつり」の期間中、京成バスでは「かつしか菖蒲めぐりバス」が運行されており、「堀切菖蒲園~水元公園~柴又帝釈天~堀切菖蒲園」の循環ルートとなっています。 堀切菖蒲園の開園は室町時代との江戸時代とも言われており、200種の花菖蒲が植えられています。 ところで葛飾区の「区の花」はハナショウブだそうで、それもわかるような気がします。 わが葛飾の花菖蒲は、歌川広重の名所江戸百景にも描かれています。 歌川広重「名所江戸百景 堀切の菖蒲園」 堀切菖蒲園では、生育の年数ごとに田が分けられており、大切に育てられているのがよくわかります。 花菖蒲の季節以外は訪れる人のない堀切菖蒲園ですが、この季節に花を咲かせるまで、数々の苦労があったことだと思います。 そういう意味では、真夏の夜空を背景に一発のアートを描き出す、花火師にも似ているように思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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