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カテゴリ:山登りと山歩き
千畳敷駅を出た後、千畳敷カールの斜面を上へ上へと登り、八丁坂を登り切った稜線が「乗越浄土」です。
振り返ってみると、ホテル千畳敷はアルプスの山小屋のように小さくなり、伊那谷の空の上には南アルプスの稜線が浮かんでいました。 千畳敷駅から乗越浄土までは約50分と、ほぼ標準タイムで登り切れました。 それでも完全に真冬を想定した装備を持って来たため、ザックが予想以上に重くて、乗越浄土に着いた時は本当に浄土に着いた気分でした。 防寒着にアイゼン、寒冷地用のガスカートリッジやストーブ、コッヘルなどで、ほうほうの体です。 乗越浄土は中岳・木曽駒山頂と宝剣岳、伊那前岳の分岐点でもあります。 尾根伝いに見える宝剣岳 伊那前岳 見通しの良い稜線上には霊神碑が建ち、一面にはハイマツ帯が広がっていました。 霊神碑(建立年不明) ハイマツ帯 千畳敷カールとは植生だけでなく、地質も異なってきたようです。 乗越浄土からは中岳を経由して木曽駒ヶ岳の山頂を目指すわけですが、ここでルートについて協議となりました。 すなわち、宝剣岳を往復してから中岳を目指すのか、中岳はピークの直登ルートを行くかトラバースするかです。 宝剣岳については帰りに余力があれば、そして中岳については直登ルートで行くということで、ここは私の意見が通りました。 私のルート案が通り、ホッとしながらもトボトボと中岳を目指しました。(最後尾が私) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/03/19 08:56:14 AM
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