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テーマ:城跡めぐり(1258)
カテゴリ:城跡と史跡(熊本編)
震災から1年以上経ってしまいましたが、8年ぶりに再び熊本城を訪れました。
本丸内は立ち入りが制限されているため、二の丸から内堀越しに眺めることしかできません。 右から大天守・小天守・宇土櫓 2009年3月訪問時 8年前に初めて熊本城を訪れた時、武骨ながらも芸術的な「機能美」に、感動しきりでした。 今回はこの無残な姿を目にした時、思わずこみ上げて来るものがありました。 馬具櫓 石垣が崩落する映像は、ニュースでも流れていました。 戌亥櫓 石垣の隅石で櫓を支えています。 未申櫓 現存する宇土櫓は、見る限りではほぼ健在でした。 宇土櫓(2009年3月) 崩落した石垣は番号を振って二の丸に並べられていました。 これから一つ一つ積み上げて、復旧させるそうです。 熊本城の復旧には600億円の費用と20年の歳月が必要だとされています。 桜の馬場の城彩館では。復興に向けた「一口城主」を募集しており、私も少ないながら寄付させて頂きました。 城彩館 先日の日本経済新聞の「春秋」でも紹介されていましたが、熊本生まれの作家石牟礼道子さんは、「幼いころ、この世で一番えらいのは『セイショコさま』という神様だと思っていた」そうです。 「セイショコさま」とは熊本城を築城した加藤清正公であり、熊本の人にとっては精神的な支えでもあるそうです。 築城の名手、加藤清正公 いつの日か、セイショコ様の熊本城の雄姿を再び見ることができると信じています。 おまけ 会津若松の小田山でクマに遭遇したのがちょうど一週間前、今度は熊本城の城彩館でクマに遭遇しました。 会津若松のクマの方がもっと強そうでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/07/11 11:34:19 PM
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